signal

この日 この場所に いることの不思議
ここに いることを 確認すべく 微弱な信号を……
何億光年彼方の Xへ向けて

草木国土悉皆成仏

JUGEMテーマ:日記・一般

 

 

おおさむこさむ、

雪が降ってきました。

寒いのは嫌だけれど、

降ってくる雪を見るのは、

なんだか楽しい気がします。

 

新聞の梅原猛の記事を読んでいて、

草木国土悉成仏という文字に惹かれ、

意味を調べて、

へぇー、

 

草木や国土のように心をもたないものでさえ、

ことごとく仏性があるから、成仏するということ。

 

へぇー、

草木や国土が成仏したいと思うのか?

成仏とは何ぞや?

仏になるということ?

仏とは?

覚者とあるけれど……、

覚者なんていうものわたしゃなりたくない、

いやなれるわけもないけれど、

まして草木や国土が覚者になりたいなどと思うものだろうか?

 

わたしは覚者より草木になりたいよ〜。

 

 

ちいさなちいさな雪虫が

行く先もわからず縦横無尽に飛んでいる

何処からきて何処へ行くのか

 

この世のものは

みな同じと言っている気がします……。

 

 

 

 

 

居間の茶色い戸を見ていると、

あまりに味気ないので、

思い立ってペイントした。

連れ曰く、

なんだこのタコは、

タコが逆立ちしてるのか!

 

これはタコではありません(ー_ー)!!

 

 

 

 

 

 

 

 

| つれづれ | 10:50 | comments(0) | trackbacks(0)
狂牛病

 

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:日記・一般

 

 

二月になりました。

一月はメンテナンス月で、

いろいろ検査をして、

5日(火)の問診で終える予定です。

異常がないような……喜ばしいことですが、

不調は続いているんですよね〜。

 

   ☀

 

いろいろ検査した結果、悪い病気は見つからず、

不調の原因はなんなのか?

おそろおそる、お医者様にもの申し……。

症状を検索すると「過敏性腸症候群」という病名が出てきますが、

そうなんでしょうかねぇ?

 

ああ、ひどい痛みがある人には薬を処方することもありますが、

効果はそれぞれで、症状が改善するということも、まあ?

 

自分で体調や食べ物を気をつけるということでしょうかねぇ〜。

 

とお医者様に自説を述べて帰ってきたわけですが、

つらつら考えて、

10年にはならないけれど、

その症状があったわけで?

精神の緊張を減らすというのは、

たぶん性格上むずかしいことで、

そういう緊張依存癖があるのではないかしら?

 

では食べ物で……と調べると、

 

小麦、乳製品、

ナッッ、豆類、玉ねぎはだめで、

 

ラクトース(乳糖)フリー 

グルテン(小麦)フリー 食品ですって?

 

 

肉魚はいいというけれど、

肉は食べないし、

この際食べてみたらと言われても、消化できるだろうかしら?

草食動物が肉を食べたらということから、

なぜか狂牛病が出てきて、

狂牛病ってそういうことだったんだと驚いた。

 

 

狂牛病と共食い「カニバリズム」の因果関係?

カマキリ、カエル、ライオンには共食いがあるということですが、

それなりに自然の摂理にかなう理由があってのこと。

それに背いた人間がウシに「骨肉粉」、

「肉骨紛」は、ウシから人間が食べるところを取り除いた部分の肉や内臓、骨などを乾燥させ細かく砕いたものです。

つまり人間は、ウシに自分の仲間の身体からできた餌を食べさせ、草食動物のウシに共食いを強要した。

その結果「狂牛病」が発生したというのです。

 

 

パプアニューギニア島のフォア族は人肉を食べ、

クルー病で死んだという話があります。

人が人を食べていけないのですよ。

 

ああ、恐ろしい。

たとえ肉食獣でも仲間を食べることをしないのは自然の摂理なんですね。

 

だから今さら肉なんぞ食べて永らえようとしても、

脳がスポンジになったらどうするんですかぁ?

 

      ❀

 

スポンジではないけれど、

頭痛がズキズキ、

昨夜、洗面台におでこをぶつけて、

これで連続2回か3回??

どうしたんだろう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    

     

 

 

 

| つれづれ | 11:58 | comments(0) | trackbacks(0)
アフアンタジア

 

 

JUGEMテーマ:日記・一般

 

 

アラセブを前にして、

今日ある発見をしました。

これを障害というなら、

わたしも一種の障がい者なのでしょうか?

 

昨年読んだ本で一番記憶に残ったのは、

「生存する意識」―植物状態の患者と対話する

エイドリアン・オーウェン著

 

植物状態の患者に意識があるのかどうかを、

脳スキャンする。

その方法として質問にイエス、ノーで答えてもらう。

 

イエスの場合は「テニスをしているところを想像する」

ノーの場合は「自宅で部屋から部屋へ移動しているところを想像する」

 

その実験で、植物状態の人に意識があるということがわかります……。

以前に書いたことですが、

私の場合テニスをするのも、歩き回るのも、視覚化できなかったのです。

目を閉じて、ラケットを持ちテニスをするとい行為を言語化しただけです。

部屋を移動するにしても、映像は浮かばず、やはり言語化しているのです。

 

それでいいのだと思ってました。

 

目を閉じてリンゴを思い浮かべてください。

 

リンゴが見えますか? 

リンゴの形や色が?

 

私にはリンゴは見えません。

それが普通だと思っていましたが、

世の中には見える人の方が多いんですね。

 

夜眠れないときは、

羊が一匹と数えます。

数えたことはありますが、

言葉で思うだけで、羊を見たことはありません。

 

頭の中でイメージを視覚化できない人を

アファンタジアというんだそうです。

視覚化できる人は、

ハイパーファンタジアというんだそうです。

 

それでなんでしょうか?

人の顔がどうしても覚えられないんです。

 

下のページのテストしてみてください。

 

 

 

 

 

 

https://tempcalme.com/afanntajia-unouha-sanouha.html

| つれづれ | 11:38 | comments(0) | trackbacks(0)
目に見えない?

 

 

JUGEMテーマ:日記・一般

 

 

年が明けましたね、

本年もよろしくお願いします。

 

寒いけどいいお天気が続きます。

 

空は青く雲一つありません。

ああ、そうか、

この果てしない空を見ていて、

視覚というのは、カメラのように切り取っているのだなあと……。

 

あっあっ、ビーグル犬が、

(飼っていたビーグルが亡くなって今年は7回忌)

 

なんだろう、

数日前も窓の外を見たらビーグル犬が遊んでいた。

 

 

 **   

 

 

2日3日は箱根駅伝を見る。

楽しみはそれぐらい。

 

 * *

 

NHKの篠田桃紅さんの映像が、

104歳でしゃんとしてらっしゃる。

そうか、100歳すぎたら言いたいことが言えるのかしら?

いいものですね。

 

*人間の一生は、生きている限り未完。

 

*人の領域でないことに思いを巡らせても真理に近づくことはできない。

 毎日を自然体で生きることを心がける。

 

 

*人に対して、過度な期待も愛情も憎しみも持ちません。

 そもそも、人には介入するものではないと思っています。

 

*受け入れられるか、認められるかよりも行動したことに意義がある。

 

 

 

 

https://renote.jp/articles/704

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インヴィジブル ポール・オースター 柴田元幸 訳

 

 

現代アメリカ文学を代表する作家とその翻訳家、

読みやすいには読みやすいんですが、

なんだかいい女といい男といい生活&セックス、

 

にあきあき、腹立たしくさえなってきます。

生きている時間ってそれだけ……なんですか?

なんと中身のない人生だこと……、

所詮小説の世界なんだから、

 

でもこの入り組んだ構成というか技巧?

ありなのかと思ったら、

わたしの未熟な創作もありなのかなぁと、

ちらっと思ったりして・・・。

 

最後まで読ませる力がある、

エンターティメントですねぇ〜。

 

 

 

 

http://pulp-literature.hatenablog.com/entry/2018/10/12/190000

| 読書 | 11:46 | comments(0) | trackbacks(0)
ざまくるう

 

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22日(土)昼、

小雨のなかアラセブ世代が連れだって「むさしの文学館に」いきました。

 

秋山駿氏が逝かれて5年の月日が過ぎました。

 

新聞で秋山駿氏の蔵書展示を知り、

問い合わせをしたところ展示にはまだ時間を要するということでした。

それから数ケ月、

担当の方から丁寧なご案内をいただき

22日の展示会にご招待いただきました。

 

秋山駿氏の書籍が見れるというだけで十分でしたが、

別席でお話を伺えたことに感謝感激、

蔵書目録や、追悼シンポジウム冊子、追悼文集などをいただきました。

 

この五年間、いえその前から、

秋山駿氏の蔵書一万五千冊余りをを預かり、

整理、分類なさっていたことを知りました。

 

私などは何の苦労もなく、

先生の蔵書を拝見できるのですから、

申し訳ない限りです。

 

 

 

 

まだ全部目を通したわけではありませんが、

14370冊の分厚い蔵書目録をひろげ、

もしやと思って見ましたら、

 

10152  羽鳥あゆ子 ざまくるう 文芸社 2011 平成23年 8月15日 貴重書

 

 

 

一万五千分の一のなかに「ざまくるう」を見つけ、

ああほんとうに、

地球上のどこかにある砂粒のひとつを見つけたような気分です。

「ざまくるう」とはほんと、

先生もタイトルだけはほめてくれましたが、

貴重書とは、何か書きこみでもあるのかしら?

ぜひ見せて頂きたいと思いました。

 

 

 

 

| つれづれ | 11:53 | comments(0) | trackbacks(0)
タコの心身問題

 

 

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寒いですね〜、

師走も半ばを過ぎました。

こんなことをしている場合ではないのですが、

そろそろ老い支度を、

いやいや焦ることもないでしょう。

 

 

昨今の人間の心身問題には、

あきあきしているから〜、

タコの心身問題となると、

俄然興味がわきますね。

 

 

 

 

 

イカ、タコとは、

宇宙人? 宇宙生命ですよね〜。

 

 

 

心は何から、いかにして生じるのだろう。進化は「まったく違う経路で心を少なくとも二度、つくった」。一つはヒトや鳥類を含む脊索動物、もう一つがタコやイカを含む頭足類だ。哲学者であり練達のダイバーでもある著者によれば、「頭足類と出会うことはおそらく私たちにとって、地球外の知的生命体に出会うのに最も近い体験だろう」。人間とはまったく異なる心/内面/知性と呼ぶべきものを、彼らはもっている。本書は頭足類の心と私たちの心の本性を合わせ鏡で覗き込む本である。
海で生まれた単細胞生物から、現生の頭足類への進化を一歩ずつたどれば、そこには神経系の発達や、感覚と行動のループの起源、「主観的経験」の起源があり、それは主体的に感じる能力や意識の出現につながっている。「タコになったらどんな気分か」という問題の中には、心とは何か、それは物理的な身体とどう関係するのかを解き明かす手がかりが詰まっている。
知能の高さゆえの茶目っ気たっぷりの行動や、急速な老化と死の謎など、知れば知るほど頭足類の生態はファンタスティック。おまけに著者が観察している「オクトポリス」(タコが集住する場所)では、タコたちが社会性の片鱗を示しはじめているという。味わい深く、驚きに満ちた一冊。

 

 

 

 

https://togetter.com/li/1289413

 

 

 

 

 

 

 

 

神様の住所 九螺ささら

 

木枯らしが木の葉を散し、

裸木がまとう衣もなく立っているよ。

わたしが通り過ぎるのか、

木立や家並みが後ろへ後ろへ流れていくのか、

向こうから歩いてくる小さな人が、

わたしは神様ですと、

いや言ったわけではない……。

 

そんな気がする時がある。

ポッと空間があいて、

真っ白になる時、

そうです、わたしが変なおじさんです、

いんや神様です・・・。

通り過ぎる小さなおじさんの後を追い、

そうか、あの人が神様だったのかぁ……。

 

そんなぼんやりした午後の時間が好きですね。
 

 

 

 

神様がコップの表面張力を破り溢れるナイヤガラの滝

 

煮え切らぬきみに別れを告げている細胞たちの多数決として

 

雪原に舞い降りてくる白鳥があれはかみさまの読みかけの本

 

2014年、朝日歌壇に載った入選作である。

不思議な雰囲気が印象にのこった。

作は九螺(くら)ささら。変な名前も気になる。

 

 

 

人にとって、日常こそが大事だ。しかしその日常を虚しくさせないために、微量の非日常が必要だ、と感じる。

韻文は、非日常という湖を提供する。人は湖にしばし浸かり、また散文そのものの日常に戻ってゆく。


 

 

https://dokushojin.com/article.html?i=3786

 

 

これが短歌なの?

面白い感覚ですね〜、

頭の中にぶつぶつと田螺のあぶくのごとく、

言葉が浮かんでは消えるよ。

 

 

| 読書 | 09:41 | comments(0) | trackbacks(0)
辺境メシ 宇宙 みんな不潔

 

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桜が咲き、

蝉が孵化したというニュースを聞いたばかりなのに、

 

ああなんと寒いこと!

 

 

本よみうり堂

 

 

 

辺境メシ ヤバそうだから食べてみた

 

「ラクダ丼」

「ヒキガエルジュース」

「サルの燻製脳味噌」

 

死んでも食べたくないよ〜

 

https://huyukiitoichi.hatenadiary.jp/entry/2018/11/27/080000

 

 

 

    ㌿

 

 

 

 

僕たちは、宇宙のこと

ぜんぜんわからない

 

「ここまでわかった宇宙」

「わからない宇宙」だ。

次元はいくつあるのか。

宇宙の本当の大きさは。

宇宙線はどこから来るのか。

宇宙人はいるのか。

 

こういう本好きなんですが、

読んでも、一つも謎が解けないんですよね〜

 

 

目次

 

Chapter 1 宇宙は何でできているの?
君はすごく珍しくて特別だ。

Chapter 2 ダークマターって何?
みんなその中を泳いでいる。

Chapter 3 ダークエネルギーって何?
膨張する宇宙で頭も爆発

Chapter 4 物質のいちばん基本的な部品は何?
いちばん小さいかけらのことはほとんどわかっていない。

Chapter 5 質量の謎
重い疑問に軽く触れてみよう

Chapter 7 空間って何?
どうしてこんなに場所を取るの?

Chapter 8 時間って何?
時間は(正体がわからないけれど)欠かせないものだ

Chapter 9 次元はいくつあるの?
新しい方向に無知を広げる

Chapter 10 光より速く進むことはできる?

Chapter 11 地球に超高速粒子を撃ち込んでるのは誰?
宇宙には小さい弾丸が飛び交っている

Chapter 12 どうして僕らは反物質じゃなくて物質でできているの?
その答えは、尻すぼみの反クライマックスな展開にはならない

Chapter 14 ビッグバンのとき何が起こったの?
で、それより前は?

Chapter 15 宇宙はどのくらい大きいの?
そしてどうしてこんなに空っぽなの?

Chapter 16 万物理論はあるの?
宇宙をいちばん単純に説明するには?

Chapter 17 宇宙で僕らはひとりぼっちなの?
どうしてまだ誰も来てくれないの?

「まとめ」みたいなもの
究極の謎

 

 

 

    ㌿

 

 

 

私以外みんな不潔

 

馬鹿馬鹿しいけど、ちょっとわかるなあ〜、

子どもの頃、わたし潔癖症で、

よそのうちでご飯食べれなかった。

母親に何で食べないの?

って聞かれると、箸がきたないとか!

肉も魚も気持ち悪くて嫌いだった。

いまじゃベジタリアンなどと流行になっているけれど、

変に潔癖主義というか……生ものの自分も嫌いだったし。

 

 

 

 

 

内容説明

「勝手に他のつまらない子供に、私のなかに入ってこられるのはごめんである。」か弱くも気高い、五歳の私小説。「今度の幼稚園はうちから遠く遠く離れた、大きなほこりっぽい交差点の角にある。空気が濁って見える。この世のがけっぷちギリギリのところにあるのは確かだ。」「私というのはだいたい人がさわってくるのだっていやなんです。」「遊びは何よりひとり遊び。仲がよいのは姉、そして弟。それ以上のことはない。」「私は汚いものを見たとき、何かが入ってくるような気がして反射的に口を閉じてしまう。」「帰りのバスは優しくて正しい世界へと私を連れ戻してくれる。」(本文より)ジェーン・スー氏推薦! ――早熟で非凡だからこそ自分を持て余す主人公を、思わずぎゅっと抱きしめたくなることたびたびでした。ま、体を硬直させ全力で拒絶してくるだろうけど。私小説です、たぶん。

| 読書 | 11:50 | comments(0) | trackbacks(0)
神秘小川通り

 

 

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ジョン・アーヴィングの小説、

「神秘大通り」

読みはじめています。

25年越しの小説ですって!

 

 

 

触発されます。

 

わたしも五年越しの書きかけのものが、

ふっと先が見えた気がして、

書きはじめてます。

いえいえほんとうは、

半世紀越しの物語です。

 

ふっふっふ・・・(笑)

 

書く人も読む人も一人だけの世界の話ですから、

それって人が生きることに通じますよね……、

誰も知らないけれど、

人は一人で生まれ、

生き、死んでいくんですもの、

それが物語なんですよ。

 

それを奇想天外、

いえいえ面白く脚色してみるのって楽しいじゃないですか。

 

   ❀

 

 

奇妙に明るい光がさす日でした、

家の窓から見える紅葉した紅葉(もみじ)の葉が、

なくなっていることに気づきました。

 

あの葉っぱたちはどこに行ったのだろう?

二度と同じ樹で赤く染まることはないのだろう……。

 

 

 

あっ揺れましたね、

わたしではなく、

家が、

地面が?

 

 

 

 

 

 

 

 

| 読書 | 11:01 | comments(0) | trackbacks(0)
バデスの馬車

 

 

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師走の三日、

昨日は恒例のふくし祭りで、

手作り品などを販売しました。

 

シクラメンの鉢、

野菜、

衣類や日用品のバザー品に押され売り上げはいまいちでした。

 

 

 

 

世界が終わるわけではなく

ケイト・アトキンソン著

 

 

 

 

可愛がっていた飼い猫が大きくなっていき、気がつくと、ソファの隣で背もたれに寄りかかって足を組んでテレビを見ている!そして…という「猫の愛人」、真面目な青年と、悪さをしながら面白おかしく暮らす彼のドッペルゲンガーの物語「ドッペルゲンガー」、事故で死んだ女性が、死後もこの世にとどまって残された家族たちを見守ることになる「時空の亀裂」等々、十二篇のゆるやかに連関した物語。千夜一夜物語のような、それでいて現実世界の不確実性を垣間見せてくれる、ウィットブレッド賞受賞作家によるきわめて現代的で味わい深い短篇集。【「BOOK」データベースの商品解説】

 

 

夢のなかの話を読んでいるような、

なんだか不思議な本で、

とくに「時空の亀裂」は同じような状況を夢で見たことがあります。

 

 

マリアンヌは母のもとから車を運転して帰る途中、

冥界の二輪馬車が車を追い抜こうと、

ハデスの馬が車の窓ガラスを割った。

   *

マリアンヌは死んでしまったことに気付かず、

いや気づいた後も自分の家で家族に気づかれぬまま暮らす。

   *

そしてまた、

車に乗り母のもとに行く。

バデスの馬車のひづめの音が聞こえる、

「ああやめてもう二度といや」

 

 

*****

 

 

わたしがいる場所はいつもとかわらず、

わたしは道を歩き、

人々を見るけれど、

人々はだれもわたしに気づいてくれない。

いつもよりゆったりした時間が流れ、
そして時々画面が止まったり、

ゆがんだり、もどったり、

さいしょは快適だった現象にいら立ち、

なすすべもなく諦め……、

 

夢のなかでは、決して夢だとは思わず、

マリアンヌのように、

どうにかして私の存在を知らせようと奮闘した。

 


夢を見ながら本を読んでいたのか、

本を読みながら夢を見ていたのか、

 

さいわいにもバデスの馬車には轢かれなかったらしい。

 

 

 

| 読書 | 11:10 | comments(0) | trackbacks(0)
植物のきもち

 

 

 

 

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今日は曇り空、

なぜかその方が気持ちが落ち着くんですよね〜、

「たまたま」という詩誌に入って何年だろう?

その関連で見知らぬ人から本が送られてきて、

読んでみるとそれぞれに発見がある。

書店に並ばなくとも、

ベストセラーにならなくとも、

表現したいものがあるのは幸せなことかもしれない。

 

宮本輝氏の「流転の海」が36年をかけて完結した。

私の今書いているものも、

遅々として進まず、

なんだか物語が過去に巻き込まれ、

ずんずんどんどん巻き込まれ、

嗚呼、36年か?

私の五十有余年はどこに消えたのだろう……。

 

 

 

 

 

 

(エイドリアン・オーウェン 著)

 

 

 

「生存する意識」

昨夜も寝床で読んでいたのですが、

 

なかなか読み進まないのですが、

「テニスをしませんか?」

のページにショックを受け、

胸が苦しくなり涙がこぼれました。

 

本の説明は下手ですが、

 

作者である私は植物状態の患者を研究しています。

話すことも見ることも何の意思表示もできない植物状態の人に、

意識はあるのか?

その問いかけの方法が、

文章を聞かせたり、写真を見せたりして、

その反応をfMRIという装置でみると、

(ここではスキャンという表現をしています)

健常者と同じ反応が見られる。

 

つまり言葉や映像で語りかけると、

植物状態で意識がないと思われている人の脳が反応するというのです。

 

わたしはここにいます

とじこめられているわたしを

ここからだしてください

 

それを発見した彼は、

家族や本人にその旨を伝えるかどうか悩みます。

 

あなたの娘(キャロル)さんには意識があります。

呼びかけに答えてくれています。

 

では、どうしたらいいのでしょう?

その娘の気持ちを聞くことも、

こちらの気持ちを伝えることもできない。

家族がそれを知って希望を持てるのだろうか?

 

私はたんに、科学的な疑問を投げかけ、それからそれに答える方法を考え出した人間にすぎない。倫理委員会に承認された手順では、スキャンは認められていたが、キャロルのような患者が見つかったときに家族に何を告げるかは定められていなかった。

(略)

家族に告げるとすれば、それは彼女の担当医の役目であり、その医師は、家族に告げてもキャロルには臨床的恩恵をもたらさないと判断した。本人は意識もあれば物事を認識する能力もありながら自分の思いを表現できないでいるのを家族が知っていることの重荷は、それをまったく知らない、あるいは、キャロルは精神が活動していないと思っていることの重荷よりも苛酷だと、その医師は感じたのだろう。

(略)

キャロルは生まれ故郷に戻され、私は二度と彼女に会うことはなかった。会う意味がなかった。私たちは彼女を見つけたが、当時、それ以上何もできなかった。彼女は2011年、けがの長期合併症で亡くなった。皮肉にも、それを知らせてくれたのは彼女の担当医だった。

 

 

 

http://honz.jp/articles/-/44892

 

 

 

そして夜、

怖い夢を見た。

はじめは母と知り合いの女がいて、

ぶつぶつざわざわ、

言葉の断片が聞こえる。

ふたりは買い出しに行き、

調理をはじめる。

テーブルの上に料理が並べられ、

まあすてきなごちそう!!

それがイチゴのフルコース。

ご飯も味噌汁も副菜もデザートもすべてイチゴ。

 

それを見ているわたしが、

なーに、それ、

おかしい、イチゴのごはんだなんて、

気持ち悪ーいと思っているけれど、

一言も言葉を発することができない。

ええっ、どうしたの?

からだが動かない、声も出ない、

ええっ、どうしたらいいの!

 

ああそうか、

植物状態なのか、

意識が閉じ込められたのか、

出口はない。

もし、透明なガラスの部屋に閉じ込められ、

外の世界に何も伝えることができないとしたら、

どうなるのだろう?

狂ってしまえばいい。

狂うってどうなることだろう?

 

嗚呼、樹木は狂っているのだろうか?

 

 

 

| つれづれ | 11:10 | comments(0) | trackbacks(0)
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