signal

この日 この場所に いることの不思議
ここに いることを 確認すべく 微弱な信号を……
何億光年彼方の Xへ向けて

くるまはぐるま くるわばくるえ

 

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昨日は晴天なり、

洗濯をなんどしたことか、

本日は曇天……。

 

読む本がないよ。

読んでない本を探し、

「容疑者Xの献身」を斜め読みし、

ああ駄目だ、ストリーだけを追ってしまう。


生きるじたばた

生きるというのは、なんてこう、じたばたしなくちゃならないのかと思います

これは茨木のり子さんの一文ですが、

続いて、

岸田衿子さんの詩、

 

「くるあさごとに」

くるあさごとに

くるくるしごと

くるまはぐるま

くるわばくるえ

 

ときどき唱えたくなる呪文の一つ

くるまはぐるま

くるわばくるえ

詩は、書こうとして書くわけではなく、

ときどき言葉がわいてきて、

それを書きとめて、いじくりまわし……、

以下は、

「たまたま」という詩の同人誌に投稿した詩ですが、

 

「生まれる」

たとえれば

陽だまりの水のなかに

音の予感

見えるものの予感もなく

想像できない広がりのなかで

産毛の輪郭をはりつめ

内実する膜をはりつめ

まっていた

そうだ

わたしは生まれる前に

生まれていたのだ

母という宇宙のなかに

息もせず

見えない目で

見えるものを探すような空間から

わたしは生まれ

幾人もの瞬間を生き

そして

なにもない記憶の場所へ

向かうのだ

 

 

同じ母の宇宙のなかから生まれた末子は、

待望の男子で母から溺愛された。

その彼が、

つれなくも、

ひとり先に逝ってしまったのだ。

 

 ばかけだな〜 ほんとに

 あまったれの ばっちっこだがらな〜

 

    ❀

 

連休明けに出る「たまたま」の詩作品に、

「えすかれーたー夢想」という散文を書いた。

これも突然浮かんできたフレーズ。

 

 

嗚呼 エスカレーターよ

のべつ幕なし吸い込まれ

どこへ行こうというのか

今も 足元で吸い込まれ 一転 

裏地獄過去夢逆下界 

ひたすら正体消し去り

次のお披露目支度して 

さっそうと現れる

 

誰もが行く道、見えない聞こえない感じない。

生病老死の裏世界に落ちていく身の心もとなさ。

エスカレーターの裏世界に吸い込まれたら、

ひたすら息を止めること、必須です。

 

そして今とりつかれているのが、

くるわばくるえ

くるまはぐるま

 

 

  ❀    ❀

 

 

書棚のなかから見つけた日本探偵小説全集、

大阪圭吉
知らない名前の小説家、

 

とむらい機関車

三狂人

寒の夜晴れ

 

なんとおどろおどろしい恐怖でしょう。

こういうものが不思議と気持ちを落ち着かせるのはなぜなのか?

あたまがからっぽで、すかすかして、

まっ白い空の途中に浮いている感じです。

 

ふだんはノー天気な連れが風邪をひき、

おまけに不眠症になったとか?

眠れない、

眠っている気がしないとか。

 

私が不気味な小説を読んでいるから、

連れのところにごあいさつに来てるのかしらね〜

 

さあ厄払いに行こうかしら?

 

 

 

| 読書 | 11:03 | comments(0) | trackbacks(0)
空中歩行

(鳥海山と桜に見送られ)

 

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ジョン・アーヴィングの「神秘大通り」下

読んでいる。

読みにくいことこの上ない、

途中でやめようと思ったけれど、

どうしてなのか止められず、

 

P258

フアン・ディゴは空中歩行の夢を見たことを覚えていた――空中歩行がどんなものかも知らなかった、まだゲレロにあるリベラの小屋でルぺと暮らしていたころのことだ。そしてフアン・ディゴが妹に、自分が見た空で逆さになって歩く夢をどう思うか訊ねると、妹は例によって謎めいた反応を示した。夢について彼がルぺに言ったのはこういうことだった。「どの人生にも手を離さなければならない瞬間がやってくる――両手をね」

 

「それは未来についての夢」とルぺは言った。「死の夢よ」という言い方を、彼女はした。

ドロレスは決定的瞬間のことを、手を――両手を――離さなければならない瞬間のことを、こんなふうに語った。

(略)

もしかしたらあの瞬間

そのときなの、足に集中しなくちゃいけないのは

(略)

一度に一歩ずつ。どんな人生でも、自分の居場所を決めなくちゃならないときが必ずあると思う。

あの瞬間、自分は誰の手のなかにもいないのよ

 

あの瞬間、誰もが空を歩くの。たぶん、すごい決心をするときはいつもネットなしなのよ

 

 

P263

一連の出来事、人生における連鎖――我々を未来へと導いていくもの、人生の終わりに向かって辿る道筋、予測できないこととできること――これはどれも謎であったり、あるいは見えないだけのことでもあるし、明々白々なことさえあるのだ。

 

****

 

我慢して読んで、

放棄しようとしてできなくて、

ここにきてこの言葉に巡り合ってしまった、

運命を予知する言葉、

 

「どの人生にも手を離さなければならない瞬間がやってくる――両手をね」

 

それが彼(弟)のそのときだったのか?

 

そうなのか、

彼は自分の重さを持ちこたえられなかったのか?

それで手を離したのか?

彼を引っ張り上げることは誰にもできなかったのか?

 

 ❀     ❀

 

空に渡したロープを逆さに歩いている

どんなに心細いだろう?

居場所を決めなければならないって、

この世ではないどこかのこと?

 

持ちこたえられなかった?

宙ずりだものね、

 

手を離した人を誰も助けることはできない、

離す前だったら、助けることができたかしら?

 

 

聞いても答えは返ってこないし、

あなたにもわからないかもしれない。

 

 

 

すぐこんなことを書く馬鹿な姉だから、

何の言葉も残してくれなかった。

いづれそちらに行きますから、

そのときは覚悟をしていてください。

 

 

 

 

合掌

 

 

 

 

 

| 読書 | 09:53 | comments(0) | trackbacks(0)
妖怪粛々

 

 

 

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:日記・一般

 

 

 

 

                           (携帯で撮った写真)

 

 

わが家は小川の辺にあるので、

歩いていると水鳥やカワセミなどを見つける。

青と橙のきれいな鳥だ。

すっと飛び立つと、

水平飛行して川の中に突進し飛び立つ、

なんともスマートな飛行に見ほれる。

携帯カメラに収めるには無理な話で、

視覚に収めるのだけれど、

わたしの脳の画像保存は欠陥があって、

その姿をとどめることはできない。

 

だからたぶん、

何日か前にいただいたおいしいご馳走の味を思い浮かべるような、

つかみどころのないものかもしれない。

といっても、食の方も執着がないので、

そうと例えるのも違うような気がする。

 

わたしのなかにある懐かしさとか、

ある種のこだわりは、

その欠陥が起因してるのかもしれないと……。

 

まあ、そんなことはどうでもいいことだけれど、

年号を「令和」ときき、

ある人から添付メールをいただき、

(本人の承諾は得ていません、ゴメンナサイ)

笑ってしまったので載せてみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月は、

息子が面白いと言うので、

清水潔の本を3冊読んだ。

 

 

 

 

 

 

冤罪事件はいつも生まれている。

最近も松橋事件の宮田浩喜さんの再審が決まった。

 

桶川ストーカー事件、

北関東連続幼女殺害事件(足利事件)

などを調べ冤罪や捜査の杜撰さを追求したドキュメンタリー。

 

もし自分や身近な人に起きた事件だったらと思うと、

怖い話です。

警察や裁判所とは、

真実よりも権威を重んじる場所でしょうか?

悪代官時代となんらかわらないのでしょうか?

 

日常さまざまな事件が起き、

自供もDNAも何が真実なのか?

人が人を裁くというのは難しいことです。

 

 

 

 

 

 

 

特別料理 スタンリイ・エリン著

 

こわいですね、

不気味ですね、

まだ前半しか読んでませんが、

面白いですよ〜

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 読書 | 11:39 | comments(0) | trackbacks(0)
目に見えない?

 

 

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年が明けましたね、

本年もよろしくお願いします。

 

寒いけどいいお天気が続きます。

 

空は青く雲一つありません。

ああ、そうか、

この果てしない空を見ていて、

視覚というのは、カメラのように切り取っているのだなあと……。

 

あっあっ、ビーグル犬が、

(飼っていたビーグルが亡くなって今年は7回忌)

 

なんだろう、

数日前も窓の外を見たらビーグル犬が遊んでいた。

 

 

 **   

 

 

2日3日は箱根駅伝を見る。

楽しみはそれぐらい。

 

 * *

 

NHKの篠田桃紅さんの映像が、

104歳でしゃんとしてらっしゃる。

そうか、100歳すぎたら言いたいことが言えるのかしら?

いいものですね。

 

*人間の一生は、生きている限り未完。

 

*人の領域でないことに思いを巡らせても真理に近づくことはできない。

 毎日を自然体で生きることを心がける。

 

 

*人に対して、過度な期待も愛情も憎しみも持ちません。

 そもそも、人には介入するものではないと思っています。

 

*受け入れられるか、認められるかよりも行動したことに意義がある。

 

 

 

 

https://renote.jp/articles/704

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インヴィジブル ポール・オースター 柴田元幸 訳

 

 

現代アメリカ文学を代表する作家とその翻訳家、

読みやすいには読みやすいんですが、

なんだかいい女といい男といい生活&セックス、

 

にあきあき、腹立たしくさえなってきます。

生きている時間ってそれだけ……なんですか?

なんと中身のない人生だこと……、

所詮小説の世界なんだから、

 

でもこの入り組んだ構成というか技巧?

ありなのかと思ったら、

わたしの未熟な創作もありなのかなぁと、

ちらっと思ったりして・・・。

 

最後まで読ませる力がある、

エンターティメントですねぇ〜。

 

 

 

 

http://pulp-literature.hatenablog.com/entry/2018/10/12/190000

| 読書 | 11:46 | comments(0) | trackbacks(0)
タコの心身問題

 

 

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寒いですね〜、

師走も半ばを過ぎました。

こんなことをしている場合ではないのですが、

そろそろ老い支度を、

いやいや焦ることもないでしょう。

 

 

昨今の人間の心身問題には、

あきあきしているから〜、

タコの心身問題となると、

俄然興味がわきますね。

 

 

 

 

 

イカ、タコとは、

宇宙人? 宇宙生命ですよね〜。

 

 

 

心は何から、いかにして生じるのだろう。進化は「まったく違う経路で心を少なくとも二度、つくった」。一つはヒトや鳥類を含む脊索動物、もう一つがタコやイカを含む頭足類だ。哲学者であり練達のダイバーでもある著者によれば、「頭足類と出会うことはおそらく私たちにとって、地球外の知的生命体に出会うのに最も近い体験だろう」。人間とはまったく異なる心/内面/知性と呼ぶべきものを、彼らはもっている。本書は頭足類の心と私たちの心の本性を合わせ鏡で覗き込む本である。
海で生まれた単細胞生物から、現生の頭足類への進化を一歩ずつたどれば、そこには神経系の発達や、感覚と行動のループの起源、「主観的経験」の起源があり、それは主体的に感じる能力や意識の出現につながっている。「タコになったらどんな気分か」という問題の中には、心とは何か、それは物理的な身体とどう関係するのかを解き明かす手がかりが詰まっている。
知能の高さゆえの茶目っ気たっぷりの行動や、急速な老化と死の謎など、知れば知るほど頭足類の生態はファンタスティック。おまけに著者が観察している「オクトポリス」(タコが集住する場所)では、タコたちが社会性の片鱗を示しはじめているという。味わい深く、驚きに満ちた一冊。

 

 

 

 

https://togetter.com/li/1289413

 

 

 

 

 

 

 

 

神様の住所 九螺ささら

 

木枯らしが木の葉を散し、

裸木がまとう衣もなく立っているよ。

わたしが通り過ぎるのか、

木立や家並みが後ろへ後ろへ流れていくのか、

向こうから歩いてくる小さな人が、

わたしは神様ですと、

いや言ったわけではない……。

 

そんな気がする時がある。

ポッと空間があいて、

真っ白になる時、

そうです、わたしが変なおじさんです、

いんや神様です・・・。

通り過ぎる小さなおじさんの後を追い、

そうか、あの人が神様だったのかぁ……。

 

そんなぼんやりした午後の時間が好きですね。
 

 

 

 

神様がコップの表面張力を破り溢れるナイヤガラの滝

 

煮え切らぬきみに別れを告げている細胞たちの多数決として

 

雪原に舞い降りてくる白鳥があれはかみさまの読みかけの本

 

2014年、朝日歌壇に載った入選作である。

不思議な雰囲気が印象にのこった。

作は九螺(くら)ささら。変な名前も気になる。

 

 

 

人にとって、日常こそが大事だ。しかしその日常を虚しくさせないために、微量の非日常が必要だ、と感じる。

韻文は、非日常という湖を提供する。人は湖にしばし浸かり、また散文そのものの日常に戻ってゆく。


 

 

https://dokushojin.com/article.html?i=3786

 

 

これが短歌なの?

面白い感覚ですね〜、

頭の中にぶつぶつと田螺のあぶくのごとく、

言葉が浮かんでは消えるよ。

 

 

| 読書 | 09:41 | comments(0) | trackbacks(0)
辺境メシ 宇宙 みんな不潔

 

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桜が咲き、

蝉が孵化したというニュースを聞いたばかりなのに、

 

ああなんと寒いこと!

 

 

本よみうり堂

 

 

 

辺境メシ ヤバそうだから食べてみた

 

「ラクダ丼」

「ヒキガエルジュース」

「サルの燻製脳味噌」

 

死んでも食べたくないよ〜

 

https://huyukiitoichi.hatenadiary.jp/entry/2018/11/27/080000

 

 

 

    ㌿

 

 

 

 

僕たちは、宇宙のこと

ぜんぜんわからない

 

「ここまでわかった宇宙」

「わからない宇宙」だ。

次元はいくつあるのか。

宇宙の本当の大きさは。

宇宙線はどこから来るのか。

宇宙人はいるのか。

 

こういう本好きなんですが、

読んでも、一つも謎が解けないんですよね〜

 

 

目次

 

Chapter 1 宇宙は何でできているの?
君はすごく珍しくて特別だ。

Chapter 2 ダークマターって何?
みんなその中を泳いでいる。

Chapter 3 ダークエネルギーって何?
膨張する宇宙で頭も爆発

Chapter 4 物質のいちばん基本的な部品は何?
いちばん小さいかけらのことはほとんどわかっていない。

Chapter 5 質量の謎
重い疑問に軽く触れてみよう

Chapter 7 空間って何?
どうしてこんなに場所を取るの?

Chapter 8 時間って何?
時間は(正体がわからないけれど)欠かせないものだ

Chapter 9 次元はいくつあるの?
新しい方向に無知を広げる

Chapter 10 光より速く進むことはできる?

Chapter 11 地球に超高速粒子を撃ち込んでるのは誰?
宇宙には小さい弾丸が飛び交っている

Chapter 12 どうして僕らは反物質じゃなくて物質でできているの?
その答えは、尻すぼみの反クライマックスな展開にはならない

Chapter 14 ビッグバンのとき何が起こったの?
で、それより前は?

Chapter 15 宇宙はどのくらい大きいの?
そしてどうしてこんなに空っぽなの?

Chapter 16 万物理論はあるの?
宇宙をいちばん単純に説明するには?

Chapter 17 宇宙で僕らはひとりぼっちなの?
どうしてまだ誰も来てくれないの?

「まとめ」みたいなもの
究極の謎

 

 

 

    ㌿

 

 

 

私以外みんな不潔

 

馬鹿馬鹿しいけど、ちょっとわかるなあ〜、

子どもの頃、わたし潔癖症で、

よそのうちでご飯食べれなかった。

母親に何で食べないの?

って聞かれると、箸がきたないとか!

肉も魚も気持ち悪くて嫌いだった。

いまじゃベジタリアンなどと流行になっているけれど、

変に潔癖主義というか……生ものの自分も嫌いだったし。

 

 

 

 

 

内容説明

「勝手に他のつまらない子供に、私のなかに入ってこられるのはごめんである。」か弱くも気高い、五歳の私小説。「今度の幼稚園はうちから遠く遠く離れた、大きなほこりっぽい交差点の角にある。空気が濁って見える。この世のがけっぷちギリギリのところにあるのは確かだ。」「私というのはだいたい人がさわってくるのだっていやなんです。」「遊びは何よりひとり遊び。仲がよいのは姉、そして弟。それ以上のことはない。」「私は汚いものを見たとき、何かが入ってくるような気がして反射的に口を閉じてしまう。」「帰りのバスは優しくて正しい世界へと私を連れ戻してくれる。」(本文より)ジェーン・スー氏推薦! ――早熟で非凡だからこそ自分を持て余す主人公を、思わずぎゅっと抱きしめたくなることたびたびでした。ま、体を硬直させ全力で拒絶してくるだろうけど。私小説です、たぶん。

| 読書 | 11:50 | comments(0) | trackbacks(0)
神秘小川通り

 

 

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ジョン・アーヴィングの小説、

「神秘大通り」

読みはじめています。

25年越しの小説ですって!

 

 

 

触発されます。

 

わたしも五年越しの書きかけのものが、

ふっと先が見えた気がして、

書きはじめてます。

いえいえほんとうは、

半世紀越しの物語です。

 

ふっふっふ・・・(笑)

 

書く人も読む人も一人だけの世界の話ですから、

それって人が生きることに通じますよね……、

誰も知らないけれど、

人は一人で生まれ、

生き、死んでいくんですもの、

それが物語なんですよ。

 

それを奇想天外、

いえいえ面白く脚色してみるのって楽しいじゃないですか。

 

   ❀

 

 

奇妙に明るい光がさす日でした、

家の窓から見える紅葉した紅葉(もみじ)の葉が、

なくなっていることに気づきました。

 

あの葉っぱたちはどこに行ったのだろう?

二度と同じ樹で赤く染まることはないのだろう……。

 

 

 

あっ揺れましたね、

わたしではなく、

家が、

地面が?

 

 

 

 

 

 

 

 

| 読書 | 11:01 | comments(0) | trackbacks(0)
バデスの馬車

 

 

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師走の三日、

昨日は恒例のふくし祭りで、

手作り品などを販売しました。

 

シクラメンの鉢、

野菜、

衣類や日用品のバザー品に押され売り上げはいまいちでした。

 

 

 

 

世界が終わるわけではなく

ケイト・アトキンソン著

 

 

 

 

可愛がっていた飼い猫が大きくなっていき、気がつくと、ソファの隣で背もたれに寄りかかって足を組んでテレビを見ている!そして…という「猫の愛人」、真面目な青年と、悪さをしながら面白おかしく暮らす彼のドッペルゲンガーの物語「ドッペルゲンガー」、事故で死んだ女性が、死後もこの世にとどまって残された家族たちを見守ることになる「時空の亀裂」等々、十二篇のゆるやかに連関した物語。千夜一夜物語のような、それでいて現実世界の不確実性を垣間見せてくれる、ウィットブレッド賞受賞作家によるきわめて現代的で味わい深い短篇集。【「BOOK」データベースの商品解説】

 

 

夢のなかの話を読んでいるような、

なんだか不思議な本で、

とくに「時空の亀裂」は同じような状況を夢で見たことがあります。

 

 

マリアンヌは母のもとから車を運転して帰る途中、

冥界の二輪馬車が車を追い抜こうと、

ハデスの馬が車の窓ガラスを割った。

   *

マリアンヌは死んでしまったことに気付かず、

いや気づいた後も自分の家で家族に気づかれぬまま暮らす。

   *

そしてまた、

車に乗り母のもとに行く。

バデスの馬車のひづめの音が聞こえる、

「ああやめてもう二度といや」

 

 

*****

 

 

わたしがいる場所はいつもとかわらず、

わたしは道を歩き、

人々を見るけれど、

人々はだれもわたしに気づいてくれない。

いつもよりゆったりした時間が流れ、
そして時々画面が止まったり、

ゆがんだり、もどったり、

さいしょは快適だった現象にいら立ち、

なすすべもなく諦め……、

 

夢のなかでは、決して夢だとは思わず、

マリアンヌのように、

どうにかして私の存在を知らせようと奮闘した。

 


夢を見ながら本を読んでいたのか、

本を読みながら夢を見ていたのか、

 

さいわいにもバデスの馬車には轢かれなかったらしい。

 

 

 

| 読書 | 11:10 | comments(0) | trackbacks(0)
ガルヴェイアス&ギャッツビー

 

 

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本日も晴天なり。

なんだか無声映画のごとく、

日常が進行しています。

 

いまだ咳がおさまらず、

土曜日は耳鼻咽喉科に、

二、三時間待ちといわれ、

ええっ!

病院のホームページとリンクさせ、

待ち時間が見れるという。

というわけで1時過ぎに診察を受け、

異常なしということで帰ってきた。

 

お医者さんにむかって、

「わたし薬飲まないんです」

という微妙な発言。

義母は9類の薬を飲んでいる。

血圧の薬、

むくみを取る薬、

胃薬、

安定剤、

残りは便秘薬で、

効能は、

排便を促す、

便を柔らかくする、

下痢止め、

 

うーん、

認知老人のお通じ事情の難しさは、

経験済みですが……ね。

 

どこまでも横道にそれるのでこのぐらいにします。

 

 

 

 

ここしばらく読んだ本は、

ガルヴェイアスの犬とグレートギャッツビー。

(グレートギャッツビーは名前だけは知っているけれど)

 

ガルヴェイアスの犬は、

好きな文章ですんなり読めるのに内容が入ってこない。

なんだろう?

印象に残っているのは、

夫の浮気相手と戦うために、

自分の糞尿を10回分集め、

浮気相手に投げつけて取っ組み合いをする女性。

 

あとは誰が誰でどんな関係性があるのか?

この本の主人公はガルヴェイアスという土地で、

 

最後のページ、

死にはさまざまな形がある。

においをうしなう。名前をうしなう。まだ肉体も、その影も自分のものとしながらも命をうしなう。

においをうしなう。名前をうしなう。まだ時間もあり、瞳に力もありながらも命をうしなう。

 

 

動きを止めたまま、宇宙はガルヴェイアスを見つめていた。

 

 

なんと難しいことを平易に書こうとしているのだろう。

 

 

 

(小川高義 訳 です)

 

 

並行して「グレート・ギャッツビー」を読み、

これもあるいみ私には難解で……。

映画は何作かあるみたいですが見ていないので……。

 

 

と、話は大幅にずれてしまうのですが、

たまたま映画「カポーティ」を見て、

 

カポーティが「冷血」を書くまでのドキュメンタリーということですが、

この映画が衝撃的で、

カポーティは読んでいないけれど、

カポーティ役の気味の悪さが絶妙。

小説を書くということはこんなにも大変なことなのか!

 

カポーティは冷血を書いてからは一作も書くことができず、

アルコールに溺れて死んだと聞きます。

 

 

とてもとても私にはそんな覚悟も力量もないと思い知らされましたねぇー。

 

 

 

https://filmarks.com/movies/35677/spoiler

 

 

 

 

 

 

 

| 読書 | 10:40 | comments(0) | trackbacks(0)
マイリンク

 

 

 

 

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ああ涼しい!(^^)!

生き返るよ〜と思うものの、

からだ的にはそうでもないらしい……。

なんだか重いずた袋を引きずっているような気もする。

 

頭にもやがかかっている、

なんだろう?

そういえば、

最近の空は、

雲が多いよなあ〜、

晴れていても雲に覆われている……。

 

そうそう、

マイリンクだった。

 

彼の文学ジャーナリズム初登場は、

とある風刺雑誌への投稿がきっかけとある。

副編集長のゲヘブは一読、

てっきり狂人の書いたものと思いこんだ。

「そう悪くないとこもあるんだがな」と屑籠へ。

編集長のトーマが、

退屈まぎれに屑籠に突っこんだステッキに引っかかった原稿を拾い上げ目を通すうちに、

うなった。

「何だ、これは?」

「狂人の投稿です」とゲヘブ

「狂人? そうだろうな。しかし天才だ。

 うむ、うむ、ゲヘブ。天才と狂気ってやつさ」

 

と、書き始めると留まるところがないが、

『ゴーレム』を読む前に『ナペルス枢機卿』を読む。

 

 

 

 (この本は絶版で手に入らないらしい)

 

 

では、ナペルス枢機卿の一節を、

 

 私たちが人生と称しているもの、

 あれは、死の待合室なのです。

 突然私は――そのとき――了解したのです。

 時間とはなにかを。

 私たちは時間でできた構成物なのであり、

 肉体とは、物質であるかのようにみえて、

 流れ去っていった時間以外のなにものでもないのです。

 

 なんということでしょう、

 私たちは時間でできている、

 肉体も流れ去って行った時間であると、

 

そうかもしれないと不思議に納得してしまい、

そして、

 

 なにかを『理解する』とか『創造する』というのは、

 『見たり』『創造したり』するものの形をたましいが身につけて、

 それと一体になることにほかならない。

 

 

 

 

http://owlman.hateblo.jp/entry/20120805/p1

 

 

 

 

ふと栞代わりに使っていた紙切れを見てぞぞぞーっ ^_^;

 

 種村季弘はこの本の翻訳者で、

 4年前の9月

 「種村季弘の眼 迷宮の美術家たち」

 板橋美術館に行った時のチケットだった。

 

 

 

 

 

 

https://ameblo.jp/artony/entry-11929056161.html

 

 

 

 

 

| 読書 | 09:32 | comments(0) | trackbacks(0)
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