signal

この日 この場所に いることの不思議
ここに いることを 確認すべく 微弱な信号を……
何億光年彼方の Xへ向けて

贖罪

 

 

 

JUGEMテーマ:日記・一般

 

 

イアン・マーキュアン「贖罪」下

読み終わりました。

 

上巻は読みにくかったのですが、

下巻はスラスラ読むことができました。

前半(第二部)はロビーの戦場体験、

三部は看護師見習いになったブライオニーの話。

そこに編集者からの手紙。

 

掲載は不可能ですが、あなたの将来の創作に興味を抱いていることをお知らせいたします。

 

そして彼女の作品を評価する文面がすばらしいというか、、、、

 

水晶のように透明な現在の瞬間というものは、それ自体として主題にするだけの価値があります――

とくに詩においては。

作家がみずからの才能を示し、知覚の謎を掘り下げ、思考というプロセスを様式化して提示し、

個々人の自我がもつ逸脱性や予測不可能性を開拓し、云々、

という目的にはぴったりでしょう。そうした実験の価値を、誰が否定できるでしょうか?

しかし、前に進む動きがなければ、そうした創作姿勢は気取りに通じる可能性もあります。

逆に言えば、貴作の表面下に単純明快な語りの筋が通っていたなら、

われわれの注意力はより効果的に引きつけられていただろう、

ということです。発展が必要なわけです。

 

ここから具体的な話になるのですが、

 

彼女が事態の理解を根本的に欠いているという事実は丁寧に書きこまれています。

それに続く彼女の決心、

それから、大人たちの謎に一歩踏みこんだという感覚も。

この少女の自我の目覚めをわれわれは目撃することになります。

おとぎ話やお手製の民話や劇

(それらがどんなものであったかが説明されていれば、ずいぶんと違ったはずです)

を捨て去ろうという彼女の決意は興味をそそりますが、彼女は民話という不要物とともに、

フィクションのテクニックという貴重な財産をも投げ捨ててしまったのではないでしょうか。

文章の微妙なリズムや繊細な観察力は認めるとしても、

大いに期待させる出だしがほとんど実を結んでいないのは否定できません。

 

 

 

 

 

ううん、この小説はなんなのだろう?

 

幼い日、ブライオニーは姉の思い人に嫉妬し、ロビーを罪に陥れ刑務所に送る。

そしてロビーの悲惨な戦場体験、

ブライオニーの戦場での看護師体験、

そのなかに紛れ込ませるようにブライオニーが編集者に送った作品の評価?

 

そしてブライオニーが姉と恋人ロビーに謝罪し、

ロビーの無実を証明する陳述書を作ると約束する。

 

結末は、

77歳になったブライオニーは、

著名な作家であり、

痴ほう症の症状が出ている。

 

 

どこに贖罪があるのか?

大事な部分が欠落しているではないか?

 

この本を読んでみてとすすめられたのは、

編集者の文章を読んでみてということだろうか??

ううう〜ん

認知症の影が忍び寄ってきています。

このへんで徒労な作業はやめます。

 

 

 

 

 

 

http://www.shinchosha.co.jp/book/215723/

 

 

2008年に「つぐない」というタイトルで上映されていたみたいですね。

| 読書 | 11:34 | comments(0) | trackbacks(0)
一日を消していく

 

 

JUGEMテーマ:日記・一般

 

 

少し肌寒いけれど気持ちのいい朝、

こういう日を五月晴れというのだろう。

老爺の夢を見たと思ったら、

義父の命日が近かった。

 

墓参りに行こうかしら?

 

今日のような日は、

文も書けるし本も読める。
昨日は、

身体にも神経にも、

いやーなかんじの日だった。

外に出て、図書館に、

予約の本を取りに行った。

 

 

     本

 

 

 

 

FUNGI 菌類小説選集

ようこそ、真菌の地へ

 

 

装丁もユニーク、

小ぶりな本を裏返し、

機銑将機,泙任慮出しを読む。

 

すごーい、わくわくする、どれから読もうか!

一遍読んだけれど、

なんだろう? 

見出しの不気味さがどこに? ねぇどこに?

 

 

 

菌糸/ジョン・ランガン

菌類が匂い立つほどの粘液質な描写に戦慄する正統派ホラー

 

トップバッターに相応しい、オーソドックスなキノコ怪奇短篇。父親の様子が徐々におかしくなり、息子がその様子を探りに地下室へと降りていくとそこには──。人間であったものが変質してゆく、生々しい描写が見事である。

白い手/ラヴィ・ティドハー

奇妙なキノコ辞典から抜粋してきたようなキノコ・クロニクル

 

菌類が強い勢力を誇って世界に広がっている状況を歴史語りとして書いた菌類史。非感覚菌類、感覚菌類、菌類神話、菌紀元945年の人類−菌類協定 など読んだだけで強烈に惹きつけられるワードと与太話が連続していく。本作の中では特に好きな一篇

甘きトリュフの娘/カミール・アレクサ

ある目的のためにキノコの潜水艦に乗った男の悲しいストーリー

 

アミガサタケ、シイタケ、クリミニ博士が試験運用中の生体潜水装置に乗り込んで少探検をはじめたら、予想外の事態が起こって──という海洋冒険譚。読み進めていくうちに潜水装置のキノコ的な機構や世界の特殊性が顕になっていくのがおもしろい。

咲き残りのサルビア/アンドルー・ペン・ロマイン

スチーム・パンクと魔法とラヴクラフトをミックスしたウエスタン風の冒険活劇

 

キノコ短篇にして西部劇。菌類の賞金稼ぎである越境者(ビヨンダー)や肺の中に小さな虫が生じる"煙霧肺"、魔法など特殊な設定がいくつも出てきてアクションもおもしろいがなぜキノコで西部劇をやろうと思ったのかと強烈な違和感が残る作品である。

パルテンの巡礼者/クリストファー・ライス

共同幻覚体験をもたらす奇異なキノコが異世界へと誘うダーク・ファンタジー

 

特殊なキノコを食べてトリップすると異世界に飛んでしまう。はまり込んだカップルが異世界に入り浸るようになって──というキノコ版異世界転生みたいな話である。

真夜中のマッシュランプ/W・H・パグマイア

現実と非現実が交錯する幻想的なゴシック・ロマンス

 

こっちもきのこの幻覚を産む性質を利用した一篇。まったくの異世界にトリップするのではなく、現実と幻想が入り混じっていく怪奇/ゴシック短篇である。

ラウル・クム(知られざる恐怖)/スティーヴ・バーマン

人間をゾンビ化させる菌類が潜むメキシコの密林にある小さな村を舞台にしたスリラー

 

ここではじめてゾンビ要素が出現する。ノンフィクション調でメキシコ南部の密林で発生した、人に寄生してゾンビ化させる菌類の存在が語られる。

屍口と胞子鼻/ジェフ・ヴァンダミア

ハードボイル探偵小説仕立てのボディ・ホラー・ノベル

 

菌に支配されているっぽい世界でのハードボイルド探偵譚。何かを調査するわけではなく、死にかけているキノコ男と探偵との短い邂逅を描く。わずかに描かれる世界観が抜群に魅力的な短篇(ショートショートぐらいの短さだけど)である。

山羊嫁/リチャード・ガヴィン

保守的な植民村に暮らす人々の欲望の物語

 

そうと意識する間もなく徐々に菌類におかされ、旧弊な価値観や迷信が支配する価値観などが相まって悲惨なことになっていく村を描く。良い怪奇小説。

タビー・マクマンガス、真菌デブっちょ/モリー・タンザー&ジェシー・ブリントン

擬人化された動物たちとずる賢い貴族たち、キノコ、そして意匠陰毛(マーキン)のお話

 

ネコやネズミなどが喋り、国家をつくっている世界で、意匠陰毛細工師のネコであるタビー・マクマンガスを中心に描く。菌類要素だけでもよくわからないのにネコ宮廷とか意匠細毛細工師とかわけのわからない要素が山盛りにされた一品。

野生のキノコ/ジェーン・ヘルテンシュタイン

チェコからの移民の娘が綴った心に沁み入るキノコ小説

 

チェコからアメリカに移民としてやってきた娘が語るキノコ狩りと父親の話。チェコにはキノコ狩りの風習があるらしく、それがこの家族がキノコに取り憑かれていく展開に密接に関係していくわけであるが、絡め方が見事。

 

 

 

 

 

https://huyukiitoichi.hatenadiary.jp/entry/2017/04/02/135311

 

 

 

 

           本

 

 

「昏い水」

読み続けているけれど、

いまいち入り込めないんです。

老人の悲哀をこともなげに書き連ね〜

死んでいった男の言葉の意味を問う。

 

「そのとき以来、一日が過ぎると、

 幸いにも人生が一日分少なくなったと思うようになりました」

 

カレンダーから一日を消していく?

あと何日消していくのだろう……。

抑揚のない退屈な文を読んでいると、

余生を読んでいるような気にもなります、

それでなのか、

なかなか終わりにたどりつかない……。

 

昏い水(くらいみず)』マーガレット・ドラブル/著(新潮クレスト・ブックス/税別2300円)

 まだ生きていたのか、と失礼な感想を持ったマーガレット・ドラブル。1970年代に邦訳された『碾臼(ひきうす)』は、灘本唯人のカバーとともに、古本屋でもよく見かけた。未婚の母の行方をヒリヒリするような感覚で描く傑作だった。

 新作長編『昏い水(くらいみず)』(武藤浩史訳)を読むと、このイギリス文壇の大家は、70代で現役バリバリである。ヒロインで70代現役のフランは、老人施設の調査を仕事とし、高速をかっ飛ばす元気な老女。50年前に離婚した夫を引き取り、介護をしている。

 当然ながら、老いと死が彼女を取り囲む。「長寿がわたしたちの年金、保健医療、住まい、ワーク・ライフ・バランスを破壊した。わたしたちの幸福を破壊した」と、イギリスの現実が伝えられるが他人事(ひとごと)でない。

 傷心の息子、元夫の世話、突如として襲う地震など、トラブルを抱えつつ、ときにユーモラスに描かれる「死ぬまで生きる」強い覚悟のヒロイン像が素晴らしい。

https://mainichi.jp/articles/20180327/org/00m/040/008000c

 

 

 

そして、

だいぶ間が空きましたが、

「贖罪」イアン・マーキューアン 下巻

 

上巻は退屈でした。

ほぼ主人公の独壇場で、

下巻は読みやすいですね〜

これからの展開が期待されます。

 

小説を書くとは、

なんと徒労な作業でしょう。

それに、こんな生きた物語を、

わたしには書けませんね。

 

 

 

| 読書 | 11:17 | comments(0) | trackbacks(0)
マスクラシー

 

 

JUGEMテーマ:日記・一般

 

 

嵐が来るというので、

鉢植えや外に置きっぱなしのスコップ、

雪かきのシャベルを片づけ、

ベランダの椅子もしばりつけ、

万全の準備をしたら、何事も起らなかった。

 

そんなものさ、人生なんて!

何事も起こらないにこしたことはないけれど……。

 

西部邁の「保守の遺言」を読みはじめて、

マス論=「砂粒の山のように、一個ずつバラバラでありながらも、砂山のように群なす大量の人々」

誰がどうかじをとるのか知らないけれど、

群衆の力は恐ろしい。

古今東西の昔も今も、

そのマスの力で時代が動いてきたのだろう……。

 

   携帯

 

まだ序盤しか読んでいませんが、

彼の言う「スマホ人」の群れを目にすると吐き気を催し、

電車に乗れなくなり、

移動はすべてタクシーを使うとか。

 

そうそうとその異常な光景を見て首を傾げるが、

かくなる私もスマホを持ち四苦八苦している。

確かに便利なのだ。

知りたい情報がすぐ出てくる。

道にも迷わないし、探し物も見つかる。

外付け脳のように、必要な情報を記憶させておくこともできる。

最近は入力操作もいらず、

入力がうまくいかないと、

スマホのマイクに向かい、

めんどくせえとぐちりながら言うと、

「めんどくせえ」の意味まで表示される。

 

 

 

 

 

 

 

こういう本を読まない私には、

西部の言葉は難しすぎるけれど、

なんとなく言わんとすることはわかる気がする。

これだけ言うことがあるのだから、

自裁死などしないで書き続けてほしいと思うのだけれど、

いやいや結構かっこつけの男なのかもしれない。

 

テレビの討論番組を私は見ない(なぜか見ると腹が立っので)

 

 世論人気に迎合せんとする間抜けな発言が溢れ返るのがメディアではある。

 しかしそれらとてどんな時代の危機においても

 必要なエンターティメント(余興)ととらえれば、

 余興のない時代などありはしないと弁護することができる。

 エンターテイメントとは、「互いに抱き合うこと」をさす。

 現代人はあまりにも寂しいので折あらば誰かと抱き合おうと必死なのであろう。

 そう考えればテレビの提供する余興も必需品の一種だといってよいのであろう。

 

 

こんな事を書くより、読み進めた方がいいと思うものの、

かくも横文字の多いのには閉口……。

 

 

 

 

| 読書 | 15:24 | comments(0) | trackbacks(0)
Xのアーチ&微隕石

 

 

JUGEMテーマ:日記・一般

 

お天気はいいけれど、

寒いですね。

窓の下には小川が流れていて、

白い鷺のすっとした後ろ姿が見えます。

微動だにしない白鷺を、

対岸の道の上から見ている人がいます。

彼か彼女か定かではありませんが、

自転車に乗ったまま、

柵に寄り掛かるようにして見ています。

それを見ているわたしが居て、

その私を含めて見ているものの気配を感じます。

 

 

 

スティーブ・エリクソン

Xのアーチ をやっと読み終わり、

(黒い時計の旅のほうが私は好きですが)

 

 

トマス・ジェファソンと女奴隷のサリーの事を書いているとあるけれど、

 

作者が意のまま遊んでいるのか? ちょっとわからない。

 

読み終わり、付箋をつけたページを再読。

 

行方不明の一日について語り出すのですが、

 

 

ここだ、トス―ロクは指先で時間の線を示しながら言った。ここに行方不明の一日があるんだ、

一九九九年十二月三十一日と二〇〇〇年一月一日の間の一日が。正確には二十時間七分三十四秒、それがスロークの計算によれば、この千年にわたって悲しみと情熱がいったん記憶から奪いとり、あとになって歴史と心の描く二つの弧の交点Xへと小刻みに返していったあらゆる時間の総計だった。その交点Xこそ、いっさいの歴史が崩壊に至る、ブラックホールにほかならない。過去、現在、未来が、そのきわめて高密度の穴へ突進していく。千年と千年のあいだに漂う七万二千四百五十四秒の重みを持つ、時の暗黒星。そのおどろくべき星の向こう側では、これまでの千年が有してきた意味がすべてまったく違うものになってしまうかもしれず、これまで歴史が主張してきたことすべてがまったく変わってしまって、愛の可約分数たちが自由の可約分数たちに屈するかも知れないし、あるいはその逆かもしれない。

 

 

Xのアーチとはこういうことだったのか?

時間も空間もないところにただよう

なにものでもないものの気配が

ふつふつとわきたつのですが、

理解できないものを書くということは、

所詮理解されないのでしょうかしら?

 

  

    本

 

 

なんか面白い本ないかなあ、

新聞の読書覧に、

 

微隕石探索図鑑: あなたの身近の美しい宇宙のかけら

 

のタイトルに惹かれました。

微隕石ってなんだろうね。

地球以外の星のホコリかもしれない?

でももしかして彼方の星に知性を持った生物がいたとして、

わたしの欠片のことごとくが微隕石になるかもね。

 

 

 

https://www.sogensha.co.jp/special/stardust/

 

 

| 読書 | 11:23 | comments(0) | trackbacks(0)
ウイルス

 

 

 

JUGEMテーマ:日記・一般

 

 

 

なんだかわからないけれど、

体調がおかしい、

不穏な何かが体の中で蠢いてるのを感じる

と思ったら、

目の横が赤くなり、

かゆくてかくわけではないのに広がって、

それが変に痛い。

 

もしかしてと思ったらやはりそうで、

帯状疱疹というものでした。

 

 

      yuki

 

 

土日は風邪の引きはじめかもしれないとベッドに入り本を読んだ。

「書架の探偵」ジーン・ウルフを読んで、

まあまあ面白いのだけれど、

図書館に住むリクローン(複成体)というのがわからない。

人間と同じ記憶を持ち、食べ、排泄し、寝もする。

仮にですよ、

村上春樹のリクローンがいたとして、

村上春樹を借り出してどうするんですか? 

すべての著作物を読んでもらうんですか? そうでもないらしい?

そのリクローンを借り出したコレット女史の事件に巻き込まれていくんですが、

それともうひとつリクローン(アーン)の書いた、

SF小説『火星の殺人』が入れ子構造になっていて、

事件のカギを握っているものの、ちょっと底が浅すぎるような〜。

結末がなんだかなっとくできないなあ〜、SFは難しいですね。

 

                 YuKi

近未来の社会において、図書館には本ではなく作家のクローンが所蔵されていて、クローンたちは誰かに借り出される日を待っているという設定。あるクローンが若く裕福な女性に借りられて、死んだ父の遺した本の謎を解いてほしいと頼まれる話。表面上見えることと、その奥にある真実、という二層構造がそれはもう、あらゆるところで出てくる。主人公にも、過去の作家という面と、クローンとして使われている別の若い男という面がある。なんだか難しかった。時間かけて読んだせいかもしれない。不思議な読後感。

 

 

続いて読んだのが、

スティーブ・エリクソン『Xのアーチ』

これはすごい、圧倒されます。

この文章力、想像力。

ふと、本の世界に入り込んでいるような気さえする。

なんなんだろう!

エリクソンは『黒い時計の旅で』フアンになったけれど、

これもすご〜い。

 

 

                yuki

 

独立宣言を起案したアメリカ建国の父と言われるトマス・ジェファーソンとその愛人だったとされるサリー・ヘミングスの話から始まる。トマス・ジェファーソンとサリー・ヘミングスは実在の人物である。

サリー・ヘミングスはトマス・ジェファーソンが所有していた奴隷であったが、トマス・ジェファーソンの愛人であったという説がある。これは1974年歴史家フォーン・プロディによって有名となった説で、この件についてはその後の議論され、DNA鑑定も行われている。

この説が事実かどうかは不確かであるが、「Xのアーチ」ではこのトマスとサリーの愛と奴隷という立場が描かれている。

 

https://book7.coresv.com/x-of-the-arch

 

 

 

 

 

 

 

| 読書 | 12:59 | comments(0) | trackbacks(0)
鏡の迷宮

 

 

 

JUGEMテーマ:日記・一般

 

 

昨日は仕事はじめ、

昼前に突然、

全国瞬時警報システム(Jアラート)が鳴り!

えーっどうするの? 

アラーム音にサイレンが鳴り響き、

何が起こったのかパニック!

 

揺れてもないのに右往左往。

 

地震より恐怖! こんな音が鳴るの?

 

 

   危険

 

 

よりによって夜中、

わたしにとっては真夜中、

何の警戒警報も鳴らず揺れました!!

 

寒いしね〜どうすることもできず目がさめて、

本を手に取り、

 

レオ・ペルッツの「ボタンを押すだけで」

霊媒師が死者をよみがえらせるところまで読んで寝たのですが〜、

その続きを読みはじめ、

 

     本

 

 

よみがえらせる死者ケレティ博士とは、

数時間ほど前に会って話をしていたんです、

そんなバカな話があるはずない、

そこでペテンかどうか確かめるため、

その博士に会いに行く……、

 

こんばんは博士

あなたは死んでいるんですよ

たった今、抜け出した霊とお話ししてきたところです

 

呼び鈴を三度ならし、

メイドがドアを開け、

あっけにとられたようにわしを見つめ、

わっと泣きだした、

 

ご主人さまはお客さんとお話になれません

医者曰く、

ほんの五分前に呼ばれたのですが手の施しようがありませんでしたと、

 

つまりは霊媒が博士の霊を抜き取って殺してしまったようなのです?

 

と、また怖い話を読んでしまい眠れなくなりました。

 

     本

  

 

 

E・Oキロヴィッツ「鏡の迷宮」

読み終わりましたが、

ほんと鏡のなかの迷宮ですねぇ〜、

話を複雑にし過ぎた割には、

安易な結末で、

わたしとしてはレオ・ペルッツのほうが奥深い印象がありますね〜

 

 

 

 

 

| 読書 | 11:46 | comments(0) | trackbacks(0)
見えないもの

JUGEMテーマ:日記・一般

 

 

新聞の四季 長谷川櫂 の文で

人間は水でできている。

体内の液体をゆるやかに巡らせるには歩くのがいちばん。

 

からだを微妙に動かしながら、

そうかあ、そうだなあ、

水よ、

めぐれ、めぐれ、からだの隅々まで

と唱える。

 

血のめぐりなのか水のめぐりなのか、

年を取ると、

感覚器は衰えるけれど、

なんだかそのめぐりみたいなものをひそかに感じたりする。

 

と、ここ数日、

在りもしない、

からみあった髪が視界におちてきて、

うっとうしくて仕方ない。

じゃまだよ、見えないよと言っても、

ないものを払うこともできない。

飛蚊症かしらね。

見えるものは見えないし、

見えないものは見える。

年を重ねるとは、

不自由に耐え、

折り合いをつけるということかしら?

 

 

 

アンチクリストの誕生 レオ・ペルッツ 著

 

寝る前に一気に読んでしまった。

 

靴直し職人と若くもきれいでもない家政婦との結婚から始まって、

クリスマスイブの日に子供が生まれる。

ところが、

亭主は人殺しでガレー船に乗せられていた逃亡者、

女房は修道院から逃げ出した尼さん、

キリスト教の教えである、

人殺しと逃亡尼に生まれた子供はアンチクリストだという教えを信じ、

亭主はわが子を殺そうとする。

 

映像を見るように劇が上演され、

名も知らぬ亭主と女房が家の中で動き回る。

気がついたら物語は終わっていたけれど、

ほんとうにその世界をのぞき見ていたようだった。

 

見えないものが見えるというのは、

幸せなことかもしれないと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 読書 | 09:56 | comments(0) | trackbacks(0)
あなたに似た人

JUGEMテーマ:日記・一般

 

 

 

昨夜から雨です。寒いです。

雨漏りも心配です。

 

夜は読書タイム。

孫が読んでいる、

 

必修すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。

ドリヤス工場:著

 

読んでみたんだけど、

ひどく疲れる。

どうして漫画が読めないんだろう?

 

芥川龍之介、夏目漱石、森鴎外、

25編の名作がずらり。

 

押川春浪/海底軍艦

石原莞爾/最終戦争論

ラヴクラフト/クトゥルフの呼び声

 

この三名は知らないなあ。

 

ゆるゆるすぎる

読書案内

あの名作のあらすじをだいたい30文字くらいで読む。

 

「人間失格」

太宰治

男が女のところを転々としたり死のうとしたり酒を飲んだりする話。

 

「檸檬」

梶井基次郎

元気のない男が街をうろついたり、ちょっとした買い物をしたりする話。

 

「桜の森の満開の下」

坂口安吾

満開の桜を怖がる山賊が、山で見つけた新しい女房の命じるままに殺人や略奪を繰り返す話。

 

 

「ドグラ・マグラ」

夢野久作

九州大学医学部精神科を舞台にした異様な事件。日本の「推理小説三大奇書」の一つ。

 

「死者の書」

折口信夫

藤原南家の姫が女人禁制の寺で死者の霊を慰めたり、曼荼羅を描いたりする話。

 

 

「ドグラ・マグラ」は読んだけれど、

ストーリーが思い出せない。

狂気のなかにとりこまれ、

胎児の夢のなかに入っていくような気がしたけれど、

もう一度読んでみるかな……。

 

http://1000ya.isis.ne.jp/0400.html

 

 

 

「死者の書」

読んだけれど、

わからない。

 

した した した。
こう こう こう。こう こう こう。

 

だけが残っている。

 

 

物語は「めざめ」から始まる。太古の雫が「した した した」と垂れる塚穴の底の岩床でめざめたのは、死者である。この死者は射干玉(ぬばたま)の闇の中で徐(しず)かに記憶を呼び戻し、かつての耳面刀自(ミミモノトジ)に語りかける。

 

 

http://1000ya.isis.ne.jp/0143.html

 

もう一度読んでみようとも思うのだが……。

 

 

    本

 

昨夜はやっと面白い本に巡り合えたのに、

 

ロアルド・ダール 著

「あなたに似た人」

 

おとなしい凶器

 

 

「南から来た男」を読んでいて、

気が付いたら本を顔の上に載せて眠っていた。

 

初老の男の葉巻にライターで火をつけようとしたアメリカ人の若い水兵。

初老の男が若い水兵に言う。

「10回連続で火がつくか」

若者は「必ずつきます」と言う。

だったらちょっとした賭けをやりませんか? 

と初老の男が言う。

男は新車のキャデラックを賭けるといい、

若い男には左手の小指を賭けろと言う。

なんだかんだもめたけれど、

群衆の見守る中で賭けがはじまった……、

 

ああ、こんな大事なところで寝てしまうなんて信じられない。

 

寝ながら賭けの落ちを読んでいたのかもしれない〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 読書 | 08:56 | comments(0) | trackbacks(0)
ひすいこたろう の 名言

JUGEMテーマ:日記・一般

 

朝目がさめると、あなたの財布には24時間と言う時間がはいっています。

それはどういうふうに使ってもいいけれど、残った時間は消されてしまいます。

 

24時間は、86,400秒です。

 

そうですかね、

一分一秒休まず呼吸していますし、

たとえ植物状態でも、24時間は使いきるでしょう。

 

「自分の時間」アーノルド・ベネット著

 

こういう本を見ると、

なんと時間を無駄にしているんだろうと思いますが、

さりとて何をしたらいいかも、

何をしたいのかもわからない。

ときどき植物、

見晴らしのいい丘に立つ

大樹に生まれたらよかったなあなんて思います。

 

 

数年前、

恩師の見舞いに行く時、

駅前にある本屋に入り、

平台に積まれた本を手にして購入した。

『あした死ぬかも?』 ひすいこたろう著

師は、本をぺらぺらとめくり、これは置いていけと言われた。

肩のこるものは読みたくなかったのかもしれないとその時は思ったが、

それから数カ月で逝ってしまった師が、

どういう気持ちでその本読んだのかと、今でも気がかりです。

 

 

「人生最後の日に笑って死ねる27の質問」

人生を終える日、どんな気持ちになっていたら最高ですか?

 

これ答えるの難しいですよ。

絶対答えなければならないとしたら……。

 

 

第1章 後悔なく生きる

 

後悔だけが人生よ、

そんな生き方できるわけないと毒を吐きつつ、

 

しつもん0 「人生最後の日、なにに泣きたいほど後悔するだろう?」

生まれたことにです

 

しつもん4 「あなたの人生は、100点満点中、いま何点?」

採点法がわからないけれど、

 

しつもん5 「失う前に、気がつきたい幸せはなんですか?」

健康ですかね

 

しつもん6 「これだけは失いたくないものベスト5は?」

  飲み水 食べ物 快適な場所 本 

 

しつもん9 「あなたは、なにによって憶えられたいですか?」

 

 

しつもん11「あなたの死亡記事が出ます。なんて書かれたい?」

 

 

 

しつもん10 「自分のお墓に言葉を刻むとしたら、なんて入れる?」

 

なにも書くなと
 

しつもん14 「死ぬ前にやりたいことリスト10は?」

 

宇宙から地球を見てみたい

世界の絶景を見たい

海とか山とか自然の景色に触れたい

居心地のいい部屋で音楽を聞きながら本を読みたい

 

 

 

お風呂に入ってさっぱりしたい

おいしい水がのみたい

ゆっくり眠りたい

 

 

 

 


しつもん15「あなたが生きることで、幸せになる人はいますか?」

 

ひとりはいるかな



しつもん16「なんのために、この命を使いたい?」

 

必要とされるものに

しつもん17「おじいちゃん、おばあちゃんの名前をちゃんといえますか?」

うろおぼえです

 

しつもん18 「あなたでないとできないことって、どんなことですか?」

 

自分を演じること


しつもん19「死後、あなたは、誰の記憶に残るだろう?」

 

子供と孫には少しは残るかも?

 

しつもん20「あなたがほっととするときはどんなとき?」

 

寝る時

 

 

 

なんと難しいクエスチョン

答えられませんのでまた考えます

 

http://www.ichijyo-bookreview.com/2013/06/post-209.html

| 読書 | 11:04 | comments(0) | trackbacks(0)
狂うひと

 

 

JUGEMテーマ:日記・一般

 

 

 

やっとはれましたね、

台風が来て、

雨漏りが出て、

やっと晴れたと思ったらまた台風。

もう10月も残り少なくなって、

11月がきますね。

 

梯久美子の「狂うひと」どうにか読み終えました。

主観を入れずこれだけの量を書くのは至難の業と思いましたが、

島尾ミホさんを書くには、

情念が足りないような気もします。

梯さんは性格のいい女なんでしょうね。

 

なんといっても

戦中の特攻兵との恋愛は、

戦争が終わり、生き残った時点で終わりなんでしょうね。

これが愛といえるものなのか?

それ以上の高揚は望めないと思います。

 

 

島尾が物書きで、

ミホが巫女気質?

二人で狂気を演じ続けたのでしょうか?

 

狂気を演じる人生は、

子どもや周りの人の犠牲を強いたでしょうね。

 

だいたい物書きなどという人種は自己愛の塊ですから、

恋愛も生き死にも話のネタにするんでしょう……。

 

 

狂気とはなんでしょうね?

 

アインシュタイン曰く、

狂気とは、

 

アインシュタインは狂気とは
「同じことを繰返しして、違う結果になることを期待することだ」といっています。

これは物理学者ならでの視点で語られています。
物理学では全ての事象は法則にしたがって起こります。
ニュートンがりんごの落下から重力の存在に気づきましたが、
りんごは何回落ちても、下にしか落下しません。これが物理学(厳密には古典物理学)です。

りんごには質量×重力加速度の力が地球に向かって発生するので、りんごが落下以外の挙動をすることはありえないのです。

つまり、狂気とはりんごをみながら落下することではなく、上に上昇したり横に移動したりすることを望むことなのです。
実生活では奇跡のようなことを望むみたいなものですね。

 

多くの人が狂気じみたことをしている!?

では私たちはこの名言から何を学べばいいのか。

アインシュタインの狂気の定義によるならば、
実は多くの人が狂気じみたことをしているということに気づくのではないでしょうか。

よくあるのは勉強ができないといいながら、いつも同じ勉強方法で勉強してしまう。
仕事が時間ないに終わらないと思っていても、同じ仕事のやり方・方法でやり続けてしまう。

今の結果に満足しないのであれば、その方法を変えるということがアインシュタインからしてみたら当然のことなので。
しかしながら、私たちは同じ方法でも頑張ればいい結果が出せるかも・・・と漫然と考えてはいないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

わかっているのに同じことを続ける

成果も上がらないのに同じことを続ける

みながやってるから同じことを続ける

 

それこそが狂気ではないでしょうか? とは目からウロコです。

 

なんと無意味な時間の使い方をしてるんでしょうか?

わたしはおかしな人間と思われているみたいですが、

なぜか??

 

気持ちの在り方で、

この世の縛りから解放されたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 読書 | 10:30 | comments(0) | trackbacks(0)
CALENDAR
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< July 2018 >>
SPONSORED LINKS
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
モバイル
qrcode
LINKS
PROFILE