signal

この日 この場所に いることの不思議
ここに いることを 確認すべく 微弱な信号を……
何億光年彼方の Xへ向けて

目に見えない?

 

 

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年が明けましたね、

本年もよろしくお願いします。

 

寒いけどいいお天気が続きます。

 

空は青く雲一つありません。

ああ、そうか、

この果てしない空を見ていて、

視覚というのは、カメラのように切り取っているのだなあと……。

 

あっあっ、ビーグル犬が、

(飼っていたビーグルが亡くなって今年は7回忌)

 

なんだろう、

数日前も窓の外を見たらビーグル犬が遊んでいた。

 

 

 **   

 

 

2日3日は箱根駅伝を見る。

楽しみはそれぐらい。

 

 * *

 

NHKの篠田桃紅さんの映像が、

104歳でしゃんとしてらっしゃる。

そうか、100歳すぎたら言いたいことが言えるのかしら?

いいものですね。

 

*人間の一生は、生きている限り未完。

 

*人の領域でないことに思いを巡らせても真理に近づくことはできない。

 毎日を自然体で生きることを心がける。

 

 

*人に対して、過度な期待も愛情も憎しみも持ちません。

 そもそも、人には介入するものではないと思っています。

 

*受け入れられるか、認められるかよりも行動したことに意義がある。

 

 

 

 

https://renote.jp/articles/704

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インヴィジブル ポール・オースター 柴田元幸 訳

 

 

現代アメリカ文学を代表する作家とその翻訳家、

読みやすいには読みやすいんですが、

なんだかいい女といい男といい生活&セックス、

 

にあきあき、腹立たしくさえなってきます。

生きている時間ってそれだけ……なんですか?

なんと中身のない人生だこと……、

所詮小説の世界なんだから、

 

でもこの入り組んだ構成というか技巧?

ありなのかと思ったら、

わたしの未熟な創作もありなのかなぁと、

ちらっと思ったりして・・・。

 

最後まで読ませる力がある、

エンターティメントですねぇ〜。

 

 

 

 

http://pulp-literature.hatenablog.com/entry/2018/10/12/190000

| 読書 | 11:46 | comments(0) | trackbacks(0)
タコの心身問題

 

 

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寒いですね〜、

師走も半ばを過ぎました。

こんなことをしている場合ではないのですが、

そろそろ老い支度を、

いやいや焦ることもないでしょう。

 

 

昨今の人間の心身問題には、

あきあきしているから〜、

タコの心身問題となると、

俄然興味がわきますね。

 

 

 

 

 

イカ、タコとは、

宇宙人? 宇宙生命ですよね〜。

 

 

 

心は何から、いかにして生じるのだろう。進化は「まったく違う経路で心を少なくとも二度、つくった」。一つはヒトや鳥類を含む脊索動物、もう一つがタコやイカを含む頭足類だ。哲学者であり練達のダイバーでもある著者によれば、「頭足類と出会うことはおそらく私たちにとって、地球外の知的生命体に出会うのに最も近い体験だろう」。人間とはまったく異なる心/内面/知性と呼ぶべきものを、彼らはもっている。本書は頭足類の心と私たちの心の本性を合わせ鏡で覗き込む本である。
海で生まれた単細胞生物から、現生の頭足類への進化を一歩ずつたどれば、そこには神経系の発達や、感覚と行動のループの起源、「主観的経験」の起源があり、それは主体的に感じる能力や意識の出現につながっている。「タコになったらどんな気分か」という問題の中には、心とは何か、それは物理的な身体とどう関係するのかを解き明かす手がかりが詰まっている。
知能の高さゆえの茶目っ気たっぷりの行動や、急速な老化と死の謎など、知れば知るほど頭足類の生態はファンタスティック。おまけに著者が観察している「オクトポリス」(タコが集住する場所)では、タコたちが社会性の片鱗を示しはじめているという。味わい深く、驚きに満ちた一冊。

 

 

 

 

https://togetter.com/li/1289413

 

 

 

 

 

 

 

 

神様の住所 九螺ささら

 

木枯らしが木の葉を散し、

裸木がまとう衣もなく立っているよ。

わたしが通り過ぎるのか、

木立や家並みが後ろへ後ろへ流れていくのか、

向こうから歩いてくる小さな人が、

わたしは神様ですと、

いや言ったわけではない……。

 

そんな気がする時がある。

ポッと空間があいて、

真っ白になる時、

そうです、わたしが変なおじさんです、

いんや神様です・・・。

通り過ぎる小さなおじさんの後を追い、

そうか、あの人が神様だったのかぁ……。

 

そんなぼんやりした午後の時間が好きですね。
 

 

 

 

神様がコップの表面張力を破り溢れるナイヤガラの滝

 

煮え切らぬきみに別れを告げている細胞たちの多数決として

 

雪原に舞い降りてくる白鳥があれはかみさまの読みかけの本

 

2014年、朝日歌壇に載った入選作である。

不思議な雰囲気が印象にのこった。

作は九螺(くら)ささら。変な名前も気になる。

 

 

 

人にとって、日常こそが大事だ。しかしその日常を虚しくさせないために、微量の非日常が必要だ、と感じる。

韻文は、非日常という湖を提供する。人は湖にしばし浸かり、また散文そのものの日常に戻ってゆく。


 

 

https://dokushojin.com/article.html?i=3786

 

 

これが短歌なの?

面白い感覚ですね〜、

頭の中にぶつぶつと田螺のあぶくのごとく、

言葉が浮かんでは消えるよ。

 

 

| 読書 | 09:41 | comments(0) | trackbacks(0)
辺境メシ 宇宙 みんな不潔

 

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桜が咲き、

蝉が孵化したというニュースを聞いたばかりなのに、

 

ああなんと寒いこと!

 

 

本よみうり堂

 

 

 

辺境メシ ヤバそうだから食べてみた

 

「ラクダ丼」

「ヒキガエルジュース」

「サルの燻製脳味噌」

 

死んでも食べたくないよ〜

 

https://huyukiitoichi.hatenadiary.jp/entry/2018/11/27/080000

 

 

 

    ㌿

 

 

 

 

僕たちは、宇宙のこと

ぜんぜんわからない

 

「ここまでわかった宇宙」

「わからない宇宙」だ。

次元はいくつあるのか。

宇宙の本当の大きさは。

宇宙線はどこから来るのか。

宇宙人はいるのか。

 

こういう本好きなんですが、

読んでも、一つも謎が解けないんですよね〜

 

 

目次

 

Chapter 1 宇宙は何でできているの?
君はすごく珍しくて特別だ。

Chapter 2 ダークマターって何?
みんなその中を泳いでいる。

Chapter 3 ダークエネルギーって何?
膨張する宇宙で頭も爆発

Chapter 4 物質のいちばん基本的な部品は何?
いちばん小さいかけらのことはほとんどわかっていない。

Chapter 5 質量の謎
重い疑問に軽く触れてみよう

Chapter 7 空間って何?
どうしてこんなに場所を取るの?

Chapter 8 時間って何?
時間は(正体がわからないけれど)欠かせないものだ

Chapter 9 次元はいくつあるの?
新しい方向に無知を広げる

Chapter 10 光より速く進むことはできる?

Chapter 11 地球に超高速粒子を撃ち込んでるのは誰?
宇宙には小さい弾丸が飛び交っている

Chapter 12 どうして僕らは反物質じゃなくて物質でできているの?
その答えは、尻すぼみの反クライマックスな展開にはならない

Chapter 14 ビッグバンのとき何が起こったの?
で、それより前は?

Chapter 15 宇宙はどのくらい大きいの?
そしてどうしてこんなに空っぽなの?

Chapter 16 万物理論はあるの?
宇宙をいちばん単純に説明するには?

Chapter 17 宇宙で僕らはひとりぼっちなの?
どうしてまだ誰も来てくれないの?

「まとめ」みたいなもの
究極の謎

 

 

 

    ㌿

 

 

 

私以外みんな不潔

 

馬鹿馬鹿しいけど、ちょっとわかるなあ〜、

子どもの頃、わたし潔癖症で、

よそのうちでご飯食べれなかった。

母親に何で食べないの?

って聞かれると、箸がきたないとか!

肉も魚も気持ち悪くて嫌いだった。

いまじゃベジタリアンなどと流行になっているけれど、

変に潔癖主義というか……生ものの自分も嫌いだったし。

 

 

 

 

 

内容説明

「勝手に他のつまらない子供に、私のなかに入ってこられるのはごめんである。」か弱くも気高い、五歳の私小説。「今度の幼稚園はうちから遠く遠く離れた、大きなほこりっぽい交差点の角にある。空気が濁って見える。この世のがけっぷちギリギリのところにあるのは確かだ。」「私というのはだいたい人がさわってくるのだっていやなんです。」「遊びは何よりひとり遊び。仲がよいのは姉、そして弟。それ以上のことはない。」「私は汚いものを見たとき、何かが入ってくるような気がして反射的に口を閉じてしまう。」「帰りのバスは優しくて正しい世界へと私を連れ戻してくれる。」(本文より)ジェーン・スー氏推薦! ――早熟で非凡だからこそ自分を持て余す主人公を、思わずぎゅっと抱きしめたくなることたびたびでした。ま、体を硬直させ全力で拒絶してくるだろうけど。私小説です、たぶん。

| 読書 | 11:50 | comments(0) | trackbacks(0)
神秘小川通り

 

 

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ジョン・アーヴィングの小説、

「神秘大通り」

読みはじめています。

25年越しの小説ですって!

 

 

 

触発されます。

 

わたしも五年越しの書きかけのものが、

ふっと先が見えた気がして、

書きはじめてます。

いえいえほんとうは、

半世紀越しの物語です。

 

ふっふっふ・・・(笑)

 

書く人も読む人も一人だけの世界の話ですから、

それって人が生きることに通じますよね……、

誰も知らないけれど、

人は一人で生まれ、

生き、死んでいくんですもの、

それが物語なんですよ。

 

それを奇想天外、

いえいえ面白く脚色してみるのって楽しいじゃないですか。

 

   ❀

 

 

奇妙に明るい光がさす日でした、

家の窓から見える紅葉した紅葉(もみじ)の葉が、

なくなっていることに気づきました。

 

あの葉っぱたちはどこに行ったのだろう?

二度と同じ樹で赤く染まることはないのだろう……。

 

 

 

あっ揺れましたね、

わたしではなく、

家が、

地面が?

 

 

 

 

 

 

 

 

| 読書 | 11:01 | comments(0) | trackbacks(0)
バデスの馬車

 

 

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師走の三日、

昨日は恒例のふくし祭りで、

手作り品などを販売しました。

 

シクラメンの鉢、

野菜、

衣類や日用品のバザー品に押され売り上げはいまいちでした。

 

 

 

 

世界が終わるわけではなく

ケイト・アトキンソン著

 

 

 

 

可愛がっていた飼い猫が大きくなっていき、気がつくと、ソファの隣で背もたれに寄りかかって足を組んでテレビを見ている!そして…という「猫の愛人」、真面目な青年と、悪さをしながら面白おかしく暮らす彼のドッペルゲンガーの物語「ドッペルゲンガー」、事故で死んだ女性が、死後もこの世にとどまって残された家族たちを見守ることになる「時空の亀裂」等々、十二篇のゆるやかに連関した物語。千夜一夜物語のような、それでいて現実世界の不確実性を垣間見せてくれる、ウィットブレッド賞受賞作家によるきわめて現代的で味わい深い短篇集。【「BOOK」データベースの商品解説】

 

 

夢のなかの話を読んでいるような、

なんだか不思議な本で、

とくに「時空の亀裂」は同じような状況を夢で見たことがあります。

 

 

マリアンヌは母のもとから車を運転して帰る途中、

冥界の二輪馬車が車を追い抜こうと、

ハデスの馬が車の窓ガラスを割った。

   *

マリアンヌは死んでしまったことに気付かず、

いや気づいた後も自分の家で家族に気づかれぬまま暮らす。

   *

そしてまた、

車に乗り母のもとに行く。

バデスの馬車のひづめの音が聞こえる、

「ああやめてもう二度といや」

 

 

*****

 

 

わたしがいる場所はいつもとかわらず、

わたしは道を歩き、

人々を見るけれど、

人々はだれもわたしに気づいてくれない。

いつもよりゆったりした時間が流れ、
そして時々画面が止まったり、

ゆがんだり、もどったり、

さいしょは快適だった現象にいら立ち、

なすすべもなく諦め……、

 

夢のなかでは、決して夢だとは思わず、

マリアンヌのように、

どうにかして私の存在を知らせようと奮闘した。

 


夢を見ながら本を読んでいたのか、

本を読みながら夢を見ていたのか、

 

さいわいにもバデスの馬車には轢かれなかったらしい。

 

 

 

| 読書 | 11:10 | comments(0) | trackbacks(0)
ガルヴェイアス&ギャッツビー

 

 

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本日も晴天なり。

なんだか無声映画のごとく、

日常が進行しています。

 

いまだ咳がおさまらず、

土曜日は耳鼻咽喉科に、

二、三時間待ちといわれ、

ええっ!

病院のホームページとリンクさせ、

待ち時間が見れるという。

というわけで1時過ぎに診察を受け、

異常なしということで帰ってきた。

 

お医者さんにむかって、

「わたし薬飲まないんです」

という微妙な発言。

義母は9類の薬を飲んでいる。

血圧の薬、

むくみを取る薬、

胃薬、

安定剤、

残りは便秘薬で、

効能は、

排便を促す、

便を柔らかくする、

下痢止め、

 

うーん、

認知老人のお通じ事情の難しさは、

経験済みですが……ね。

 

どこまでも横道にそれるのでこのぐらいにします。

 

 

 

 

ここしばらく読んだ本は、

ガルヴェイアスの犬とグレートギャッツビー。

(グレートギャッツビーは名前だけは知っているけれど)

 

ガルヴェイアスの犬は、

好きな文章ですんなり読めるのに内容が入ってこない。

なんだろう?

印象に残っているのは、

夫の浮気相手と戦うために、

自分の糞尿を10回分集め、

浮気相手に投げつけて取っ組み合いをする女性。

 

あとは誰が誰でどんな関係性があるのか?

この本の主人公はガルヴェイアスという土地で、

 

最後のページ、

死にはさまざまな形がある。

においをうしなう。名前をうしなう。まだ肉体も、その影も自分のものとしながらも命をうしなう。

においをうしなう。名前をうしなう。まだ時間もあり、瞳に力もありながらも命をうしなう。

 

 

動きを止めたまま、宇宙はガルヴェイアスを見つめていた。

 

 

なんと難しいことを平易に書こうとしているのだろう。

 

 

 

(小川高義 訳 です)

 

 

並行して「グレート・ギャッツビー」を読み、

これもあるいみ私には難解で……。

映画は何作かあるみたいですが見ていないので……。

 

 

と、話は大幅にずれてしまうのですが、

たまたま映画「カポーティ」を見て、

 

カポーティが「冷血」を書くまでのドキュメンタリーということですが、

この映画が衝撃的で、

カポーティは読んでいないけれど、

カポーティ役の気味の悪さが絶妙。

小説を書くということはこんなにも大変なことなのか!

 

カポーティは冷血を書いてからは一作も書くことができず、

アルコールに溺れて死んだと聞きます。

 

 

とてもとても私にはそんな覚悟も力量もないと思い知らされましたねぇー。

 

 

 

https://filmarks.com/movies/35677/spoiler

 

 

 

 

 

 

 

| 読書 | 10:40 | comments(0) | trackbacks(0)
マイリンク

 

 

 

 

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ああ涼しい!(^^)!

生き返るよ〜と思うものの、

からだ的にはそうでもないらしい……。

なんだか重いずた袋を引きずっているような気もする。

 

頭にもやがかかっている、

なんだろう?

そういえば、

最近の空は、

雲が多いよなあ〜、

晴れていても雲に覆われている……。

 

そうそう、

マイリンクだった。

 

彼の文学ジャーナリズム初登場は、

とある風刺雑誌への投稿がきっかけとある。

副編集長のゲヘブは一読、

てっきり狂人の書いたものと思いこんだ。

「そう悪くないとこもあるんだがな」と屑籠へ。

編集長のトーマが、

退屈まぎれに屑籠に突っこんだステッキに引っかかった原稿を拾い上げ目を通すうちに、

うなった。

「何だ、これは?」

「狂人の投稿です」とゲヘブ

「狂人? そうだろうな。しかし天才だ。

 うむ、うむ、ゲヘブ。天才と狂気ってやつさ」

 

と、書き始めると留まるところがないが、

『ゴーレム』を読む前に『ナペルス枢機卿』を読む。

 

 

 

 (この本は絶版で手に入らないらしい)

 

 

では、ナペルス枢機卿の一節を、

 

 私たちが人生と称しているもの、

 あれは、死の待合室なのです。

 突然私は――そのとき――了解したのです。

 時間とはなにかを。

 私たちは時間でできた構成物なのであり、

 肉体とは、物質であるかのようにみえて、

 流れ去っていった時間以外のなにものでもないのです。

 

 なんということでしょう、

 私たちは時間でできている、

 肉体も流れ去って行った時間であると、

 

そうかもしれないと不思議に納得してしまい、

そして、

 

 なにかを『理解する』とか『創造する』というのは、

 『見たり』『創造したり』するものの形をたましいが身につけて、

 それと一体になることにほかならない。

 

 

 

 

http://owlman.hateblo.jp/entry/20120805/p1

 

 

 

 

ふと栞代わりに使っていた紙切れを見てぞぞぞーっ ^_^;

 

 種村季弘はこの本の翻訳者で、

 4年前の9月

 「種村季弘の眼 迷宮の美術家たち」

 板橋美術館に行った時のチケットだった。

 

 

 

 

 

 

https://ameblo.jp/artony/entry-11929056161.html

 

 

 

 

 

| 読書 | 09:32 | comments(0) | trackbacks(0)
バナジウム

 

 

 

 

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暑い!

ひたすら暑い!

 

昨日は夏祭りで、

仕事の関係でかき氷をけずった。

よさこい踊りのパレードは暑さで縮小され、

メダカ祭りも、

メダカが茹りそうだった。

 

 <*)) >=<

 

暑さは人の意欲を減退させる。

まだ寒い方がいいと常々思う。

 

 

 

 

プリーモ・レーヴイの「周期律」を読み、

元素の名前たちが〜頭の中で奏でるメロデイのように残響。

 

この作品はなんなのだろう?

意識の上澄みを掬い取った、

詩作品のようなものだ。

 

レーヴイはアウシュビッツの事を書いてきて、

浄化したい思いにとらわれたのかもしれない……。

 

 

 

「バナジウム」とはどんな金属なのだろう?

これは本当のことなのだろうか?

それともレーヴイの創作なのだろうか?

 

その男の特徴的なスペルミスで、

レーヴイのなかから消えなかったマイヤーという人物を見つける。

 

 

アウシュビッツでレーヴイはマイヤーから靴の施しを受ける。

それにより生き延びたのかもしれないが、

レーヴイのマイヤーに対する気持ちは複雑だ。

ナチ党員のマイヤーは、

生き延びたとしても安住することはできなかったのだろう。

彼はレーヴイに会いたいと手紙を書いた。

許しを請いたかったのだろうか?

 

 

マイヤーは死に、

レーヴイも死んだ。

 

結末はやはり「死」しかなかったのだろう。

 

これは寒い暗い国のお話だ。

暑い常夏の国ではこういう歴史は生まれないような気がする。

 

 

 

 

https://calabrogiapponese.wordpress.com/2017/09/20/primolevi/

 

 

| 読書 | 11:22 | comments(0) | trackbacks(0)
八月の光

 

 

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暑いときは思考能力が止まる。

締め切った部屋でエアコンをかけているので、

夜寝ているときなど手足が冷えるし、

息苦しく呼吸困難さえ感じる。

 

どういう具合で、

こんなものに吸い込まれた空気が冷やされるのだろう??

室外機からは不快な熱風が吐き出され、

外気の不快指数をあげる矛盾。

 

そこで目に見えないものと葛藤する。

新鮮な空気が盗まれ、

日に日に人は弱っているのだ。

エアコンなどというものに

人から人である所以の何かを奪いとられ、

濾過された似非空気の中で飼いならされる……。

 

   ☼ ☁

 

昨日は少しだけ涼しさを感じたので外に出た。

美容院で髪をバッサリと切り、

特養に入っている母たちに混じっても違和感がないと笑う。

 

プレーり、

ああなんだっけ?

アウシュビッツの生き残り、

見えない声の残響、

思い出せない……、

「失われた声の残響」プリーモ・レーヴィ でした。

並行してフォークナーの「八月の光」を読んでいたのですが、

それも数ページで終わります。

 

まだまだ暑い八月は終わらないけれど、

フォークナーの八月は終わってしまうのかと思うと……。

 

 

https://ameblo.jp/classical-literature/entry-11614865769.html

 

 

言い難い虚しさと淋しさを感じる。

登場人物、リーナとクリスマスの残像は鮮明で、

こういう人物が描けたらなあー……、

無理に決まってるけれど、

小説とい物語の中で、

人が生きて動いているということが、

凄いですよねぇー。

 

 ㌿

 

プリーモ・レーヴィ、

彼の本の重さもいや増し、

彼は生き残ったことの重みに耐えられなかったのか……、

 

暑さなのか、

ボケなのか、

頭がまわりません (-_-)/~~~ピシー!ピシー!

 

 

 

 

 

| 読書 | 11:10 | comments(0) | trackbacks(0)
失われた声の残響

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71回目の原爆忌を迎える炎暑の中、

プリーモ・レイヴィーの「失われた声の残響」を読み終えた。

 

 

 

 

 

分厚い本は読みにくかったし、

アウシュビッツ生き残りで化学者であり作家という彼の作品は、

少しの精神の破綻も感じさせなかった。

それが信じがたいことだった。

 

    ㌿

 

フランクルの「夜と霧」は読んだことがある。

彼も精神科医であり脳外科医であったという。

 

過酷な体験を生き延びるには、

冷徹な観察者の視線が必要なのかもしれない。

 

 

失われた声の残響のなかの一文を記してみる。

 

 

私たちは、反転できない何かが解き放たれた無意識の脅迫の上で、バランスを保っています。しかし、空気中の二酸化炭素が0.04パーセントに達したならば、みんな一緒に動かなければならないでしょう。脅威は世界レベルであり、世界は一つだけです。ますます小さく、ますます壊れやすくなっています(……)同じ矛盾が私たちを生かしてくれています。人間の誕生に関する永遠の矛盾、合理的には死すべき運命にあるとわかっているのに、その時々では不死身に思えます。死ぬべきであるという本能と意識が、種の遺伝子に刻み込まれているなら、すぐに絶滅してしまうからです。

 

 人間の誕生に関する永遠の矛盾

 死すべき運命とわかっているのに

 その時々では不死身に思えます

 そうでなけれ種は滅びてしまうから……

 

 

 

 

形而上学的なものは一切信じません。世界が創造された頃の古い考え方です。ピタゴラスの中にもルクレティウスの中にもそれがありました。しかしながら前世期の化学の父たちは、私たちの吸込む酸素は植物から出ていて、植物、樹木の栄養物は、私たちとあらゆる動物が生きている間、さらに死んでからも発する二酸化炭素であると教えてくれました。

 

 

私たち動物は植物が発する酸素により生き

植物は動物の発する二酸化炭素により生きる

 

 

こんな単純明快な世界にあって、

人は人をなぜ殺戮するのだろう?

 

 

 

 

 

 

 

| 読書 | 09:48 | comments(0) | trackbacks(0)
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