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この日 この場所に いることの不思議
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何億光年彼方の Xへ向けて

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ほんとうのこと

 

 

JUGEMテーマ:日記・一般

 

 

今日は雨ですね。

雨の日は気持ちが落ち着きます。

 

昨日、図書館に予約していた二年越しの本を手にして読み始めました。

 

 

 

読みたくないという気持ちもあり、

決して買いたくない本だから、

気長に待っていたのです。

 

 

いつもは寝る前に本を読むのですが、

夢のなかに出てきそうで、

昼間、食卓で読みはじめました。

 

最初のページに祖母と撮った4歳の頃の著者の写真があります。

どこにでもいる普通の男の子に見えます。

 

第一部

名前を失くした日

 

一九九七年六月二十八日。

僕は、僕でなくなった。

陽なたの世界か永久に追放された日。

それまで何気なく送ってきた他愛ない日常のひとコマひとコマが、急速に得体のしれない象徴性を帯び始めた日。

「少年A」――それが、僕の代名詞となった。

血の通ったひとりの人間ではなく、無機質な「記号」になった。

 

なにをかっこつけてるんですか、

あなたは生身の人間ですよ、

いえ人間に擬態した獣ですよ。

 

 

他人事のように眺め、

美文で脚色し、

あなたはなにを書いたのですか?

 

無差別殺人を犯すものには、

自己を問う「発露」があると師(秋山駿)は言ってました。

 

それが何処に書かれているんですか?

 

僕はカタツムリになり損ねた、自分を守る殻を持たないナメクジだった。

 

まだナメクジにもなりきれないものをいたぶる、

たとえようもない邪悪な生きものですよ。

 

僕は痛みに耐えられなかったのかもしれない。「痛みを感じられないことの痛み」に。人間としての不能感に。

 

すべてが絵空ごとです。

 

人を殺しても何も感じない自分が、怖くてたまらなかった。

 

次々と強行に手を染めながら、自分の内部から人間的な感覚が失われていくのを感じていた。針で刺したような小さな穴から、徐々に空気が抜け出て萎んでしまった自転車のタイヤのように、弾力を失った僕の心は、どんな出来事にも、どんなはたらきかけにも、決してバウンドすることはなかった。

自分は世界じゅうから拒絶されている。

 

 

どこまで心地よい言葉をつなげるのですか、

これは小説ではありませんか?

 

どこにあなたの真実が書かれているのですか?

 

私はもう読む気力を失いましたよ。

 

 

あなたがたびたび書いていることの体内回帰とは、

もっと安らかなものだと思いますよ。

あなたが残虐行為をしている瞬間に、

性の快感を覚えますよね。

死と性とは根源的につながっているもので、

私が理解しているところのものではありませんが、

自分が意図しないところまで行ってしまうのは、

あなたは狼男なのかも……しれません。

 

小説もどきを書くあなたは、

想像力が欠如しています。

あなたに殺された男児を主人公に小説を書いてみたらどうですか?

どれほどの無念と恐怖を味わったことか!

 

 

これ以上はもう書けません。

 

 

http://nowkoko.com/zekka3

 

 

 

 

 

 

 

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