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この日 この場所に いることの不思議
ここに いることを 確認すべく 微弱な信号を……
何億光年彼方の Xへ向けて

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バデスの馬車

 

 

JUGEMテーマ:日記・一般

 

 

師走の三日、

昨日は恒例のふくし祭りで、

手作り品などを販売しました。

 

シクラメンの鉢、

野菜、

衣類や日用品のバザー品に押され売り上げはいまいちでした。

 

 

 

 

世界が終わるわけではなく

ケイト・アトキンソン著

 

 

 

 

可愛がっていた飼い猫が大きくなっていき、気がつくと、ソファの隣で背もたれに寄りかかって足を組んでテレビを見ている!そして…という「猫の愛人」、真面目な青年と、悪さをしながら面白おかしく暮らす彼のドッペルゲンガーの物語「ドッペルゲンガー」、事故で死んだ女性が、死後もこの世にとどまって残された家族たちを見守ることになる「時空の亀裂」等々、十二篇のゆるやかに連関した物語。千夜一夜物語のような、それでいて現実世界の不確実性を垣間見せてくれる、ウィットブレッド賞受賞作家によるきわめて現代的で味わい深い短篇集。【「BOOK」データベースの商品解説】

 

 

夢のなかの話を読んでいるような、

なんだか不思議な本で、

とくに「時空の亀裂」は同じような状況を夢で見たことがあります。

 

 

マリアンヌは母のもとから車を運転して帰る途中、

冥界の二輪馬車が車を追い抜こうと、

ハデスの馬が車の窓ガラスを割った。

   *

マリアンヌは死んでしまったことに気付かず、

いや気づいた後も自分の家で家族に気づかれぬまま暮らす。

   *

そしてまた、

車に乗り母のもとに行く。

バデスの馬車のひづめの音が聞こえる、

「ああやめてもう二度といや」

 

 

*****

 

 

わたしがいる場所はいつもとかわらず、

わたしは道を歩き、

人々を見るけれど、

人々はだれもわたしに気づいてくれない。

いつもよりゆったりした時間が流れ、
そして時々画面が止まったり、

ゆがんだり、もどったり、

さいしょは快適だった現象にいら立ち、

なすすべもなく諦め……、

 

夢のなかでは、決して夢だとは思わず、

マリアンヌのように、

どうにかして私の存在を知らせようと奮闘した。

 


夢を見ながら本を読んでいたのか、

本を読みながら夢を見ていたのか、

 

さいわいにもバデスの馬車には轢かれなかったらしい。

 

 

 

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